Hiroyuki Saito

ブラジル旅情 −ブラマビールを飲んでからタクシーに乗るまでに受けたありがたい親切心−

早いもので、もう9月となりました。いまだに日本は暑いのでしょうか? LAはそれほど天候的に変わらないのですが、若干、涼しげですかね。6〜7月は午後8時過ぎても外の明るさが空に残っているのですが、最近の日照時間は短くなってきて、午後7時過ぎには暗くなり始めています。この調子で秋がひっそりとやってくるのでしょうね。
 
3連戦も今週末のケンタッキーで終りです。いま、ケンタッキーに移動している途中ですが(これがアップされるころにはケンタッキーに到着し、落ち着いているはず)、ケンタッキーはバーボン・ウィスキーが有名なだけにね、到着したら酒屋にいってローカルなお酒を物色しようかと思っていますよ。
 
と、思っていたらね、これだけアメリカを飛び回っているとシーズンに一度は“宿命的”に起こるロスト・バゲージ(預けた荷物が紛失することです)に遭いました。またこれがね、よりによってツーデイ・イベントの時にかと。明日荷物がないと、実質一日だけのための荷物になってしまいますからね。なんか損した感じになってしまいます。まあ、このお話はまたの機会にして、めげずに出来ることをしようと、バーボンと地ビールは入手しました。そしてスペシャルな着替えもね。へへ。
 
さてさて、我々が好きなウィ・スキーを飲む前にね、いや、飲みながらかもしれませんが、ブラジル旅情の続きをお伝えしたいと思います。
 
 
−ブラマビールを飲んでからタクシーに乗るまでに受けたありがたい親切−
 
 

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リベルダージでの観光、そしてお土産に関してもある程度満足することができたので、バー&レストラン的なところに入って次の行動計画を立てることにしました。なにはともあれ、喉も乾いていたのでね、とりあえずビールってことで、このブラジル滞在ですっかり気に入ったブラマを注文しました。
 

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すると、ビールがブラジルの暑さでぬるくなるのをいくらかでもおさえるために、専用のスポンジ製カバーで包んだ瓶ビールのブラマが出てきました。このような配慮、うれしいですね。一息ついたときに飲むキンキンに冷えたビールは格別です。ごくごくと喜びの音を鳴らしながら、グラスのビールを一気に飲み干します。くらっとしながらね、さーて喉も潤ったことだし、旅行代理店で購入した地図を見て次の目的地はどこにするべと、ロジャーと相談しました。
 
あーでもない、こーでもないと、話し合った結果、残された時間でいける観光的な場所は限られてきました(実際、サンパウロでの観光地は想像以上に少ない)。ブタンタン毒蛇研究所とかもあったのですが、あまり興味をそそるものでもないし、やはり、サンパウロに来たときしか見れないような記念碑てきな物が良いんじゃないかと、1822年にブラジル独立の際に独立宣言を行った地、イビランガ独立記念碑を目指すことにしました。
 
場所が決まったら行動となるのですが、歩いていくか地下鉄でいくかどうも土地勘がわからないものですから、移動手段が決まりません。そこで、たまたまそのお店で働いていた、日本語が話せるいかにもブラジルで育った健康的な感じの、40代くらいの日系人女性に相談しました。
 
テーブルにやってきた彼女に目的地を告げると「地下鉄で近くまで行って、そこから歩いていってもちょっと遠いわよ」と的確なアドバイス。「タクシーの方がいいんじゃない?」と助言してくれました。「なんならタクシー乗り場すぐそこだし、もしかしたら日本語が出来るドライバーがいるかもしれないから」と、わざわざそこまで案内してくれた上、そんな都合の良いドライバーいるのかな? と失礼ですがちょっと半信半疑で女性についてきました。
 
タクシー乗り場はそのお店のすぐ近くにあり、仕事を終えたその女性は快くそこまで案内してくれた上、なんと日本語が話せるという日本生まれの運転手さんを発見。いやはや、さすが世界最大の東洋人街と思っていると、その困った人をほっとけない性格の女性は、僕らが観光客でその記念碑まで行きたいということを、ポルトガル語で運転手さんに説明してくれたのです。
 
親切にしてくれた女性に丁寧にお礼をいって、その紹介してくれた日本生まれの運転手さんとの愉快な観光ドライブがスタートしたのでした。ってことで次回は、その珍道中をお伝えしますよ。