Hiroyuki Saito

ニューヨーク旅情 −エリス・アイランド・イミグレーション・ミュージアム探索−

先週末に行われたリッチモンドのレースを4位でフィニッシュした武藤選手。アイオワに続き、この2戦はとても良いレースをしましたね。優勝の可能性も高かっただけに、とても緊張感のあるレースになりました。
また、久しぶりに日本人ドライバーがラップリーダーになったのもうれしかったですね。状況によっては抜かれることがありますが、武藤選手はフランキッティを抑えて74周もレースをリードしました。
ピットストップの回数とイエローコーションのタイミング次第では優勝じゃね? って、思いながら現場で撮影していましたよ。興奮しましたね。その瞬間が来るのかって。結果的に残念ながら優勝はお預けとなってしまいましたが、そんな期待を武藤選手は僕らに持たせてくれました。
その瞬間が来る日もそう遠い日ではないなって思えるリッチモンドでのレースでした。
近況はこれくらいにし、そろそろニューヨーク旅情の続きをお伝えしますよ。

−エリス・アイランド・イミグレーション・ミュージアム探索−

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近代的なビルが立ち並ぶマンハッタンの手前に、こないだ行ったスイスのようなさ、ヨーロッパによくある石造りの建物がぷかぁって浮かんでいるかのように島の上に建ってるんだっちゃ。エリス・アイランドの全貌がだんだん見え始めてきたのよ。

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んで、島に上陸したらさ、なんかでっけぇ建物に向かってみんな歩いでいぐのよ。俺もちょっとわがったようなふりしてさ、その人たちのあどをついでいったんだっちゃ。

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中に入ったらよ、なんか移民が始まった頃の写真とそのときの荷物みたいなのが展示されてるわけよ。まだ飛行機もねぇがら船でみんな入国してきたわげさ。当時はヨーロッパからアメリカに来るのに船で何日もかがって大変だったんだべなって思ったわけさ。

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ここがレジストリ・ルームだって。ここで入国の記録をしたわけだな。ずいぶんでっけぇ部屋だなって思ったけっど、当時は入国者でごったがえしていたのかもしんねぇな。

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んではと、ちょっと探索してだらアメリカの歴史を振り返るみだいなものが展示されてるんだっちゃ。こいずはアメリカ大陸に始めから住んでたインディアンの分布図だわな。細かくわげっと200ものインディアンのグループがいだんだってよ。

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こいずはアメリカが独立して、東海岸沿いの始めの13州から徐々に西に広がっていく図式だわな。緑色のルイジアナって部分はフランスから、カリフォルニアの下、オレンジ色の部分はメキシコから買ったんだってよ。アメリカはずいぶんとでっけぇ買い物したんだっちゃ。なんぼだったんだっべ?

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これなんかはアメリカらしいオブジェじゃねぇの? アメリカの国旗なんだけっど、見る角度からはいろんな人種の顔写真が集まって見えるのよ。子供たちもなんか不思議そうにみてたっちゃ。
まぁ、他にもいろいろあったけっど、なんか見慣れない英単語ばっかりでちょっと難しがったし、腹も減ったがら探索もほどほどにミュージアムをあとにしたのさ。なんとなぐアメリカの歴史っつうのを振り返り、移民によって形成された国なんだなってこのエリス・アイランドで改めて感じることだできたわけさ・・・・・・。
次回のニューヨーク旅情は、“グランド・ゼロの今”を、お伝えします。