Hiroyuki Saito

気がつけばインディ・カー開幕戦

日本での人間ドックの検査結果に関しては、もう解かったのですが、なにやら再検査しなければならない項目が二つもあり、ちょっとショックです。34歳を目前にして、このような事態になった日ごろの生活習慣に、深く反省です。
まあ、反省している間もなく、気が付けばもうインディ・カーの開幕戦となる週末になりました。日本からアメリカに戻ったのは2月10日、武藤選手のフェニックスでのテストが今年の取材スタートとなったのですが、あれよあれよという間に今マイアミです。
武藤選手のテスト後、舞台は温暖なフロリダに移り、デイトナ500、インディ・カーのオープンテスト、セブリング12時間と立て続けに行われました。その結果、2月から現在にかけてLAから通ってはいましたが、ほぼ1ヶ月はフロリダに滞在していることになりました。
この時期はフロリダに住んだほうがいいんじゃないかと思うほどです。実際、デイトナビーチに住んでいるライターの新井さん(スペシャルのコラムを書いて頂いてます)が、すべて車での移動で済んでいますからね。
でも、フロリダにベースがないので、LAとのチケット料金(この時期フロリダ行きのチケットは高い)とホテル、レンタカー料金の差額を換算しても、あまり変わらないのです。そう考えると、通うかと思うわけです。
今回はチャンプ・カー組みのテストがホームステッドで24・25日に行われたので先入りしました。なかなか良いホテルは見つかりませんが、なんとか安いホテルを探し、マイアミ・インターナショナル空港からわずか1マイル北西のDays Innを予約しました。マイアミは今、全米の学生のスプリングブレイク真っ只中で、この時期はとてもホテルが高いのです。
チェックイン自体は問題ありませんでしたが、昨日、エキストラベッドが必要だと言っておいたのにもかかわらず、用意されていませんでした。しかも部屋の掃除を頼んでおいたのにそれもできていなかったので、イヤハヤといった感じではあります。
まあ、ひとりで過ごすには十分な環境でありますが、インターネットが突然切れたり、なんだかなぁと行った感じではあります。部屋もアメリカにしては狭い。でも、意外と工夫を凝らしているところはありました。
窓側にクーラーが設置されているのですが、カーテンが覆いかぶさるので、クーラーの形どおりにちゃんとカーテンがカットされています。でも、窓の外には冊子があり、光が入らないようになっているので、カーテンを閉める必要はありません。でもこのような工夫をしているホテルはなかなかないので、ちょっと好感度アップです。

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でも、実際閉めてみたら、クーラーの突風口がカットしたはずのカーテンに当たり、部屋に風が行き届かないので、好感度はいきなりダウンしてしまいました。
テレビもケーブルの接触が悪いせいかノイズ映像が突然発生します。今頃テレビを叩いて映りがよくなるなんて、ありえないのですが、この部屋のテレビはそうでした。映りが悪くなるとがんがん叩いてましたよ。最終的にはケーブルを抜いて調整し直し、やっと落ち着いた映像を得ることができました。
部屋にいると、ドアと床の隙間からピザのデリバリーのチラシが何枚もスーと突然現れます。もう4泊していますが、合計12枚ほどになるでしょうか。テーブルの足のバランスが悪く、がたがたしていたので、そのチラシを重ねてたたみストッパーに使いましたよ。そういう意味では役にたっています。
ホテル周辺も若干デンジャラスな感じがして、マイアミに来たなぁと感じさせるホテルではあります。
ふと、思ったんですけど、日本もアメリカも掛け布団の柄って花柄が多いですね。万国共通だなって思った開幕前の夜でした。