Hiroyuki Saito

The Jokes

英語は中学生から高校生にかけて学んできましたが、自ら学びたいと思わない限り、高校を卒業したと同時に学ぶ機会はなくなってしまいます。僕なんかは当時から英語が苦手だったし、日本に住んでいるんだから英語が話せなくても全然問題ないでしょ? と、漠然と考えていました。
そんな僕が、数年前からアメリカを中心にモータースポーツの写真撮影をする仕事に就いています。そして学生の時にちゃんと勉強していればよかったと、後悔する場面は今でも多いですね。仕事をしながら学ぶことは大変ですし、パワーがいります。しかも年齢を重ねればかさねるほど、物覚えが悪くなります。なんでも頭の柔らかいうちに覚えていた方がいいです。
後悔していてもしょうがないので、改めて英語の特訓をスタートしたのですが、新たに発見することが多いです。前コラムでお伝えした早口言葉があるのと同じように、やはり似たような言葉遊びは英語にも数々あるのです。今回は“The Jokes”です。
ジョークといっても、子供向けのお子様ジョークです。なぞなぞに近いもので答えが面白いんですね。例えば、“Mix’em Up Jokes”です。
質問:What do you get when you cross a strawberry with a road?
答え:A traffic jam!
質問:ストロベリーと道を混ぜ合わせたら何になるでしょうか?
答え:交通渋滞!
という感じで、何と何を混ぜ合わせたら何になるでしょうか? という質問の“何”を自分なりに考えて、とんちの効いた面白い答えになるように工夫するんですね。日本語に訳してしまうと意味が分からなくなりますが・・・・。次の問題もいいですよ。
質問:What do you get when you cross a Karate expert with a pig?
答え:Pork chop!
質問:空手の達人と豚を混ぜ合わせたら何になるでしょうか?
答え:ポークチョップ!
といった感じで、うまいこと考えるなぁと感心してしまいます。他にも多くのジョークを集めたホームページがありますので、興味のある人はご覧になってください。
http://www.whatalulu.com/index-4Jokes.html
英語圏で幼少時代を過ごしてきた人達は、このような言葉遊びをしていたんでしょうね。僕も小さい頃になぞなぞのような言葉遊びをしてコミュニケーションをとり、言葉を覚えながら発想力を高めてきたんだと思います。文化の違いはあっても、言葉を使う遊びにはいろいろと共通点があるんですね。また、何か気づいたことがあったらここで紹介していきたいと思います。