Hiroyuki Saito

ホテル

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タイからシンガポールを経由して、無事オーストラリアのブリスベン空港に到着しました。到着したのは朝6時くらいでしょうか。それからリムジンバスに乗ってサーファーズ・パラダイスまで移動。1時間くらいでサーキットの中心地点となるマリオット・リゾート・ホテルに到着。荷物を持ったままメディアセンターに移動しました。
サーファーズ・パラダイスでは、サーキット周辺にメディア用の駐車場がないのと、駐車場があっても料金がすごく高いので、レンタカーを借りずにタクシーを利用します。その方が安く済むんですね。でも、そんな感じの人たちが多くてタクシーがなかなかつかまらないんですけどね・・・・。
リゾート地の中心なので、サーキットから歩いていける距離に多くのホテルがあります。その周辺のホテルを予約できれば一番いいのですが、ビックリするほど値段が高いんですよねぇ。ひとりだけでの取材ではコストが高くなりすぎます。
なので、サーキットからちょっと離れたところ(7〜8キロ)のホテルを予約しました。というか、ここしか手ごろな値段で予約できなかったからです。日が暮れ始めた頃、仕事も落ち着いたので、タクシーをなんとかつかまえて予約していたホテルに移動しました。
初めて泊まるホテルかと思って予約したのですが、着いたらなんか泊まったことがあるような場所にホテルがあります。ホテルの内装がリフォームされていてチェックインのときに気づかなかったのですが、4年前の取材で泊まったホテルでした。記憶力が悪いのでこういうことよくあります。
近くにはそのとき毎晩通っていたチャイニーズ・レストランがありました。もちろん、この日の夜はこのレストランに行きましたよ。チャイニーズ・レストランだけど今回、シンガポールを経由したので、シンガポール・ヌードルっていうの食べました。まぁ、焼きビーフンみたいなもんですな。思っていたよりおいしかったのでよかったです。
ホテルはリフォームされていたので部屋も綺麗でいい感じです。ただ、ハイスピード・インターネットを使用する場合、有料なんですねぇ。アメリカはハイスピード・インターネットの利用に関して無料のホテルが多いので、ちょっと使うのをためらってしまいます。貧乏性なだけかもしれませんが、どうしようもなく必要になったら使おうと。
どうしてためらったかというと、これ1日で20ドル以上もかかるんですよ。1週間で約60ドルって、高い・・・・。4日間いるので1週間の方が割安です。使うかどうか決め悩むところですよね。でも、これ使わなくて正解でした。
もともとサーファーズ・パラダイスでのホテル、アメリカ人のカメラマンとルームシェアをしてくれないかと頼んでいたのですが、初日にそのカメラマンが捕まらなくて、結局、念のため自分で予約していたホテルに泊まったんですね。
翌日、その彼にやっと会えて、ホテルが遠いし、タクシーで通わなければいけないし、インターネットも高いなどといっていたら、彼のホテルを手配してくれたチーム関係者にそのことを話してくれたのです。なんとかならないかと相談した結果、「泊まるはずの人が、違うホテルに泊まることになって部屋が余っているから使っていいよ」という話になったんですね! 
そのホテル、サーキット内にあるメディアセンターまで歩いて10分くらいの場所と立地条件がステキです。長年いろんなところに取材にいっているけど初めてです。こんな条件の良いホテルに泊まれたの。料金が心配だったんですが、すでに料金はスポンサーが払っているから無料でいいと・・・・。なんか、久しぶりにすごく嬉しかったですね。こんなこともあるんだなって。感謝感激雨霰でした。
海外で取材をするメディアとして重要なことはもちろん取材です。しかし、それに伴う飛行機やホテル、レンタカーの手配、そしてプレスパスというのも自分で手配しなければならないのであれば、人に迷惑をかけないことが当たり前のことですよね。
それでも突然のハプニングでメディア仲間に迷惑をかける事があります。そのときに仲間が助けてくれたり、そして仲間がそのようなときに自分がどういった行動を取れるのかというのが、人としてすごく大事なことだと思います。
今回はそのようなことを体験し、これまで巡り会った仲間の大切さを改めて気づかせてくれました。彼らに何かあったときは全力で力を貸したいと思い、移動したホテルで深い眠りにつきました。