Hiroyuki Saito

メディアデイでの1コマ

ホームステッドで行われた合同テストから日本に戻ってきて早一週間。やっと時差ぼけもとれてきたかなぁという感じですが、一週間もしないうちに開幕戦の舞台となるホームステッドにまたいきます。
こんがり焼けた僕の顔を見て「どこ行ってきたの?」と、会う方々に聞かれますが「マイアミにいってきました」とこたえると、大概うらやましがられます。しかし、皆さんもご存知のとおり仕事ですよ。仕事以外ではマイアミまでなかなかいけませんからね。しかも一ヶ月に日本から2回も行くのは結構大変。成田から乗り継いでどんなに早くても13時間以上は飛行機に乗っています。一日の半分以上、機上にいるのはあまり体によくないですよ。エコノミー症候群になっちゃいます。おかげさまでなったことないですけどね。
これも仕事のうちだとあきらめて・・・・・・今回は先日行われた合同テストでの余談を。現地からアップしているフォト&レポートでもお伝えしましたが、テスト期間のうち1日はメディアデイになります。今回も3日目に行われましたが、様々なメディアがガレージを使用した仮設スタジオでドライバーの撮影をしました。インディ・カーの年間メディアガイドをはじめ、各レースのイベントガイドや各チームのプロモーション用の撮影ですね。
毎年、メディアデイで興味深い撮影をしているのが、世界的にも有名なイメージプロバイダー、“gettyimages”です。そのエディトリアル部門(世界中で起こっている最新のニュース、スポーツ、エンターテイメント等のイメージを取材し提供。タイム、ニューズウィーク、ニューヨークタイムズを含む、国内外の新聞・雑誌に配信)のインディ・カー・シリーズを担当しているカメラマン達です。
今回の撮影はとても発想がユニークで“Cool”でした。撮影された写真はこちらで見ることもできますし購入も可能ですよ

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見ていただければわかると思いますが、ドライバーを大きな鉄製(たぶんステンレス)の管に入れ様々なポーズをとらせていました。ダニカなんかあんなに足を広げさせられていましたよ。(ちなみにこの写真はちゃんと撮影者の了解を得て載せています。あ、ダニカの了解は得てなかったな・・・・・・)
この管ですが実は電気線、ガスなどを地下に通すためのパイプなんですって。直径2メートル以上、長さ8メートルくらいはありましたね。「これはどうしたんだ?」と発案者のカメラマン、ロバートに聞いたら、「マイアミで3000ドルで買ったんだけど、2500ドルで売り返せるんだよ。だから500ドルの出費ですむんだ」といってました。手配するだけでも大変だったでしょうね。
発想といい低予算でこんな面白い写真が撮影できるのですからたいしたものですね。感心させられました。今回の撮影を考えたロバートというカメラマンなんですが、gettyimagesのエディトリアル部門でスポーツの撮影を担当しており(トリノオリンピックで女子スピード・スケートをテレビで観ていたら、ロバートが撮影しているのを見つけました)、よくインディ・カーの撮影にもきています。僕が撮影をはじめた頃から現場にいましたから約6年前からの知り合いです。

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なので、僕もテスト撮影と称して撮ってもらいましたよ。ドライバーがくるまでの待ち時間って結構長いので、その時間を有効に使わせてもらいました。さすがにドライバーのようにレーシングスーツを着ているわけではないのでかっこよくはありませんが、結構気に入っています。はい。
メディアデイが行われている間、チームは翌日行われるオーバルのテスト走行のために、マシンをオーバル用にセッティングしていました。テスト走行も終わり、ばたばたと仕事を終え日本に戻ってきたのですが来週出発です。開幕戦でロバートに負けないような“Cool”な写真を撮ってきまっせ!