早いもので小樽にいってから2週間が経ち、ちょっと記憶が薄れてきていますが、完全に消え去らないうちに書いておきますよ。小樽の食い所、青塚食堂のことを。
民宿をやっている大塚食堂は、1階が食堂になっており、ここで小樽の新鮮な魚介類(特にニシン)をメインとした食事がいただけます。
お店に入ったときはちょうどお昼時でしたが、タイミングよく席が空いており、無事テーブル席を確保。大人数でいく場合は念のため予約をしておいた方が無難なようですね。
入り口では小樽の歴史を語るうえでは外せないニシンが焼かれており、まず見た目と匂いで食欲をそそります。宮城県塩釜(漁業の盛んな港町です)生まれの僕ですが、ニシンを食べた記憶があまり無く、興味津々でメニューを見ました。
メニューには魚介類を中心に刺身、てんぷらなど、そして定食、蕎麦といったあらゆるものが揃っておりましたが、とりあえず、先ほどの店先で見たニシンの姿焼きを皆で食べようということでオーダーします。あとは各自好きなものを頼むことにしました。
僕が真っ先に目についた品目が北海道丼。他にも気になる料理が山ほどあったのですが、北海道にきているだけにこれはまず食べておかないとな、という固定観念が優先しましたね。だって、ホタテ、いくら、ニシンの煮付け、昆布の煮込みといった北海道の海の幸がこの一杯の丼ですべて味わえるのですから。
本当は、ウニ丼を食べたかったのですが、今はウニの時期ではないらしく、しかも値段が“時価”という値段設定だったので断念しました。ちなみに値段は3千円オーバーだったかな・・・・・・いつか食べてやりますけどね。
まぁ、今回は北海道丼を頼んだわけですが、これが美味かったんですよ! 文章で表現するのが下手なのでうまく伝えられませんが、がんばって書くと、ホタテはプリプリ、貝柱はコリコリ、いくらはプチプチ、ニシン、昆布は・・・・・・甘くて味わい深い。ってなもんで、本当においしかったのか? っていわれそうですが美味かったんです。新鮮だったし。やはり実際に食べてみないとわかりませんよね。こればっかりは。
あと、北海道小樽グランプリ推進協議会、事務局長の荒澤さんが頼んだホッケの蒲焼丼もおいしかったですね。ちょっと食べさせてもらったんですけど、これもなんともうまかったです。はい。
お店の中にもコンロがあり、そこでホタテやエビ、イカ、魚などを豪快に焼いていました。ホタテも口あけて食べられるの待っています。
奇妙な形の魚が焼かれていたので、名前を聞いたらハッカクという魚でした。料理待ちの地元タクシーのおじさんが、「これもうめぇんだぞ」っていってました。次回ぜひ、挑戦してみたいです。
後ろ髪を引かれつつ大塚食堂をあとにした僕達は、前回のコラムで書いた小樽建造物探索に繰り出したのでした。今度はいついけるか分りませんが、僕のなかでは小樽でもう一度食事をしたい定食屋ランキング1位になりましたよ。