<Champ Car World Series>
ウィル・パワー(#5オージー・ヴィンヤーヅ・コスワース/DP01/ブリヂストン)が、シティー・センター空港にあるレクソール・スピードウェイのラップ・レコードを更新した。しかし、このキャリア4回目のポール・ポジションを獲得するまでに、パワーはフロント・ウィングを壊してしまっていた。チャンプ・カー2年目のスターは、1.973マイルの空港特設サーキットを58秒403で駆け抜け、セバスチャン・ブルデイ(#1マクドナルド・コスワース/DP01/ブリヂストン)が昨年記録したコース・レコードを大きく上回り、レクソール・グランプリ・オブ・エドモントンをトップからスタートすることになった。セッションの最終ラップでパワーはプッシュしすぎてしまい、コース・アウト。DP01のフロント・ウィングを折ってしまったが、幸いレッド・フラッグを出すことなくなんとかピットに戻ることができた。
ブルデイは金曜日の予選初日に暫定ポールを獲得したことで2位を確定させ、チャンピオンシップを争う二人がフロント・ローからスタートすることになった。このポール・ポジションによってパワーは、チャンピオンシップでトップのロバート・ドーンボス(#14ミナルディ・チームUSAコスワース/DP01/ブリヂストン)に1点差まで迫り、ブルデイを上回って再び単独2位を取り戻した。ドーンボスはこのイベントで11番手からのスタートが精一杯だった。
土曜日に訪れた60