CHAMP CAR

セバスチャン・ブルデイがキャリア28回目のチャンプ・カー・ポール・ポジションを獲得

<Champ Car World Series>
今日のスティールバック・グランプリ・オブ・トロントの予選セッションは、シリーズの顔とも言うべきセバスチャン・ブルデイ(#1マクドナルド・コスワース/DP01/ブリヂストン)と、ジャスティン・ウイルソン(#9 CDWコスワース/DP01/ブリヂストン)との間に壮絶なバトルがあった。この二人は最後の数分間に3回もトップを入れ替え、最後は3度のシリーズ・チャンピオンであるブルデイがトップに立つ。昨日、ブルデイは0.02秒という差で暫定ポールを死守したが、今日はその差がさらに縮まり、チェッカー・フラッグが振られたときのブルデイとウイルソンの差は、たったの0.01秒だった。
ブルデイは1.755マイルの特設ストリート・コースを58秒288で駆け抜け、今シーズン3回目のポールを獲得する。ウイルソンは最終ラップでブルデイを上回るチャンスがあると分かっていたが、このイギリス人はターン6で攻めすぎてウォールに軽く接触。この接触でCDWのマシンがダメージを受けることはなかったが、ポール・ポジションになる最後のチャンスを逸してしまった。ウイルソンは、58秒299のベスト・タイムで今シーズン2回目のフロント・ロー・スタートを獲得した。
3番手からスタートすることになったのは、フォーサイス・チャンピオンシップ・レーシングのオリオール・セルビア(#7インデック・コスワース/DP01/ブリヂストン)。彼は今シーズン・ベストの予選結果を残し、58秒661をマークする。2列目にセルビアと並ぶのは、チーム・オーストラリアのルーキーであるシモン・パジノウ(#15オージー・ヴィンヤーヅ・コスワース/DP01/ブリヂストン)で、58秒664のタイムを記録した。
ブルーノ・ジュンケイラ(#19サニーズ・BBQコスワース/DP01/ブリヂストン)もまた、今シーズン・ベストの5番手からスタートすることになり、カナダ人のアレックス・タグリアーニ(#8タイド@ウォールマート・ビクトリー・ラップ・チャリティー・プログラム・コスワース/DP01/ブリヂストン)が、その内側に並ぶ。4列目にはウィル・パワー(#5オージー・ヴィンヤーヅ・コスワース/DP01/ブリヂストン)と、ヤン・ヘイレン(#34チャンプ・カー・グランプリ・オブ・ベルギー・コスワース/DP01/ブリヂストン)が入り、それぞれ7位と8位で予選を通過した。ヘイレンにとって8番手スタートは、チャンプ・カー・キャリア・ベストのポジションになる。
ルーキーのニール・ヤニ(#21レッドブル・ガルフストリーム・コスワース/DP01/ブリヂストン)は9位。トロント出身のポール・トレイシー(#3インデック・コスワース/DP01/ブリヂストン)がその後に続き、ここまでがトップ10となる。
この予選セッションでレッド・フラッグが出たのはたったの1回。キャサリン・レッグ(#11デイル・コイン・レーシング・コスワース/DP01/ブリヂストン)が、セッション序盤にターン1のウォールに接触し、レッグは金曜日のタイムを更新できなかった唯一のドライバーになった。
スティールバック・グランプリ・オブ・トロントの決勝レースは、アメリカ東部時間午後1時に開始される。その模様はアメリカではESPN、カナダではグローバルによって生中継される。また、レース・ ファンはチャンプ・カー・ワールド・シリーズの公式ウエブ・サイトwww.champcar.ws にあるレース・ディレクターを通じて視聴が可能だ。
トップ3インタビュー
セバスチャン・ブルデイ:「このポールを獲ることが当然だとは思わないよ。チームが素晴らしい仕事をしてくれたことが、ほんとうに、ほんとうに嬉しいんだ。マシンの感触がすごく良かったね。このままの緊張感を保ちながら頑張らないといけないと思う。僕が無意識でトップ・タイムを出すわけじゃないからね。マクドナルド・チームにはとても感謝しているし、明日は全力を尽くして良い結果を出すつもりだよ」
ジャスティン・ウイルソン:「確かに一瞬、ポール・ポジションだと思ったけど、そのときチームが無線でセバスチャンのタイムを教えてくれたんだ。自分のタイムが何秒か分かっていたから、すぐに攻め始めた。ただターン6を攻めすぎてしまったね。アクセルを踏んだときにマシンが外側に滑ってウォールに当たったんだ。2位は嬉しいけど、ポールを獲れなかったのはがっかりだね。明日はCDWとすべてのスポンサーのために良い結果を出したいと思う。レースを楽しみにしているよ」
オリオール・セルビア:「マシンのパフォーマンスにはすごく満足しているよ。今週末は安定してトップ3〜4にいる。昨日は他のマシンに比べて僕のマシンが良かったと思うけど、今日はみんなに差を詰められてしまった。昨日みたいな良いマシンになるよう、今夜はエンジニアと作業しなくてはいけないね」