CHAMP CAR

●チャンプ・カー・ワールド・シリーズ第13戦メキシコ・シティ【初日】フォト&レポート

<US−RACING>

画像

レッド・タイヤを装着したオールメンディンガーが、残り4分でいっきにトップにたったところで、タイミングよく(?)レンジャーがターン9でスピンして赤旗中断となる。残り時間がほとんど無かったために、オフィシャルはチェッカード・フラッグを提示して第一予選が終了。オールメンディンガーは初日予選トップということで、フロントロー・スタートが確定した。逆転でトップを奪われて悔しいトレイシーだったが、記者会見ではメキシコ美女に囲まれて思わずニッコリ。地元メキシコ・シティで一番人気のドミンゲスが、残り9分でトップに立った瞬間に観客から大歓声が上がったものの、結局3位に終わり、明日以降に期待をもたせる結果となった。

画像

昨年同様、メキシコ・シティで最終戦が開催されるチャンプ・カー。初日は快晴に恵まれ、一日を通して青空が広がった。メキシコ・シティのほぼ中心地にあるコース内には様々な施設があり、バスケット・ボールのコートやサッカーグランド、そして野球場がある。野球場のグランドスタンドも観客席として使用するために、コースがフィールド内を横切っているのは良いアイデアだ。小樽はストリート・コースだが、このような画期的なアイデアが出るのを期待したい。

画像

メキシコといえば、ソンブレロをかぶったメキシカン・バンドを良く見かける。マリアッチと呼ばれる曲を演奏し、お客さんのリクエストにその場で答えて演奏することもある。このバンドの目の前には陽気な若いダンスグループがいて、音楽にあわせて踊っていた。メキシコのもうひとつの楽しみといえば、やはりキャンギャル。パドックのいたるところで発見し、ついつい呼び止めては撮影をしている。写真のセニョリータ達は、メキシコのビール・メーカー、テカテのキャンペン・ガール。フェルナンデスのメイン・メインスポンサーからおりても、モンテレイのレースのメインスポンサーを継続している。

画像

2003年にチーム・レイホールで年間ランキング3位という好成績を収めたジョルダインJr.は、今年からNASCARのブッシュ・シリーズへ転向。しかし思ったような成績を残せないまま2005年を終える結果となった。久しぶりに訪れたチャンプ・カーなのに、地元メキシコ・シティ出身の彼がパドックを歩いていても、回りに人だかりができていなかったのは少し寂しい。一方、グラン・ダム・シリーズに参戦しているチップ・ガナッシが、ルー・スポーツのホスピタリティにランチを食べに来ていた。来季以降の動向に注目が集まっていることもあってか、ここぞとばかりにチャンプ・カーの重鎮記者達がガナッシを囲み、質問攻めにしていた。チャンプ・カーのアメリカのイベントだけ6戦に出るという話はまだ消滅していないようだ。気になる2006年、その心中やいかに。

画像

今回のメキシコ戦には、3人のメキシカン・ドライバーがエントリーしている。一番のベテランは2002年から参戦しているドミンゲス。今シーズンはトップチームのフォーサイスからエントリーしているが、表彰台には上がるものの優勝にはあと一歩届かないといった状況で最終戦を迎えた。地元の関心は非常に高く、初日の予選ではトップ3に入っただけに、ぜひ念願のメキシコでの優勝を飾って欲しいところだ。また、ラヴィンに関しては今シーズン途中からの参戦となったが、デンバーとラスベガスで5位フィニッシュを記録している。ぜひ最終戦では表彰台に上がる活躍を期待したい。そして最終戦が初参戦となるのはホメロ・リチャード。メキシカンのヤングドライバーを育成するためにネクステルがスポンサーし、今回チャンプ・カーにスポット参戦することになった。初のレース・ウイークエンドなだけに、初日の予選は最後尾となったが、今回は経験としてチャンプ・カーをしっかり学び、来年の参戦につなげて欲しい。