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●チャンプ・カー・ワールド・シリーズ第11戦ラスベガス【初日】フォト&レポート

<US-RACING>

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プラクティス、予選ともにトップを維持したボウデイ。今シーズン5度目、3年間の43戦でトータル18回目のポール・ポジションを獲得して大喜びだった。しかしチームメイトのセルヴィアが0.007秒差で2位につけているほか、ルーキー達もけっこう元気がいい。タイムアタックでは14番手と低迷したトレイシーも、レースでは挽回してきそうだ。シリーズ唯一のスーパー・スピードウェイを、今年も制することができるか。

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ボウデイから0.007秒という僅差で予選2番手を獲得したセルヴィア。昨年はボウデイとチームメイトのジュンケイラが、レース終盤でデッドヒートを展開してくれたが、この様子だと今回もチームメイト同士でかなりの接近戦が期待できそうだ。前回のモントリオールでは悲願の初優勝を成し遂げて、さらに自信もつけているはず。連勝を狙う。

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プラクティスでは10位、予選ではなんと14位と、2003年のユーロスピードウェイ(予選16位)以来、最悪のスターティング・ポジションとなってしまったトレイシーは「とにかく気温が高かった予選中は、バランスが悪かったんだ」と愕然。夜のプラクティスでは問題も解決し、だいぶハンドリングが向上したようで、決勝レースでは地元ラスベガスのファンの期待に応えるよう、彼らしい走りを見せてくれるだろう。

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ルーキー・トップの予選5番手で、スターティング・グリッド・ポジションの自己ベストを大きく更新したヴィルトハイム。ルーキー・プラクティスではトップ・タイムをマークし、その後続いたオープン・プラクティスでも総合3位と好結果だった。彼はミルウォーキーでも予選8位だったから、結構オーバルが得意なのかもしれない。決勝でも自己ベストを更新して欲しい。

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ルーキー・プラクティスで走り込んだことが奏功してか、自己ベストポジションとなる予選8番グリッドを確保したマーシャル。ルーキー・プラクティスでは2位のタイムを記録したあと、オープン・プラクティスでも8位のタイムとまずまずだった。ラスベガスのあとは韓国に続いて地元オーストラリアへ凱旋するわけで、それに向けて勢いをつけたいところだ。