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●チャンプ・カー・ワールド・シリーズ第9戦デンバー【二日目】フォト&レポート

<US-RACING>

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昨日と違い、開始早々から激しいタイム争いが展開したデンバー。その中でポール・ポジションを獲得したのはトレイシーで、実に25回目のポールとなった。昨日同様1ポイント追加し、ポイント・リーダーのボウデイとの差を26まで縮めたトレイシー。ブリヂストン・ポール・アワードの記念撮影時には、このデンバーで2勝(2002、2004)しているジュンケイラも登場し、復帰が近いことをアピールしていた。

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昨年ポール・トゥ・ウインを決めたボウデイは、予選終盤にタイムアップを狙ったが、不運が重なって思うようにアタックできず。2位フロント・ローからのスタートとなる。昨年はスタート時にジュンケイラと接触してスピンし、ほぼ最後尾から追い上げて優勝したボウデイ。今回もトレイシーとの一騎打ちとなることは間違いなく、同じフロントローからどんなスタートを決めるか見ものだ。

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メキシコ期待のドミンゲスは今回大活躍で、予選3位のポジションを手に入れた。トレイシーという強烈なキャラクターがチームメイトで、その影に隠れがちのドミンゲスだが、着実にチームへ溶け込んできている。ここのところ勝利から遠ざかっているだけに、そろそろ優勝を決めたいところ。前の2台がトレイシーとボウデイだけに絡む可能性は高く、この3位というグリッドをなんとしても活かしたい。

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カリフォルニア生まれで、現在はこのデンバーに住んでいるオールメンディンガー。残りわずかで勝利を逃したエドモントンの記憶が新しいが、今回の予選でも健闘して4位に食い込んできた。チームの本拠地もこのデンバーであり、この地元で今度こそ初優勝を決めたい。

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これまで毎年遅れがちだった翌年のスケジュール発表だが、今年は8月という早い時期に発表となった。今年と同じ14戦に加え、新しく加わったのはヒューストンで、土曜日のナイト・レースというのが興味深い。かつて1998年から4年間行われていたヒューストンは、街の再開発で中断されていた。ストリート・コースでのナイト・レースは史上初めてであり、今から楽しみだ。予定されていた北京のレースは、政府やプロモーターとの交渉が通常どおりに進まず、依然交渉中だという。会見の終わりに日本についても記者から質問され、チャンプ・カー・ジャパン代表の中嶋が、突如カルコーヴェンに招かれてコメントすることになった。まずは北海道小樽市について説明し、小樽グランプリ推進協議会が2007年の開催を目指してチャンプ・カーの誘致を決定、その発表を8月8日に東京で行ったことなどを発表した。カルコーヴェンも「私がこれまでに訪れた街の中でも大変美しい街のひとつで、オリンピックが行われた札幌から近い。ホテルなどのインフラも整っている」と絶賛。予定外の発表だったが、結果的にメディアやチャンプ・カーにとっては絶好のタイミングとなったようだ。