<US-RACING>
Photo & Report by Hiroyuki Saito
見事ポール・ポジションを獲得したハンター‐レイ。チームと自身にとっても初のポール・ポジションとなった。
チーム・メイトのドミンゲスも駆けつけ、ハンター‐レイを祝福。2年前のアトランティック・シリーズではレースをリードしながらも優勝できなかっただけに、今回のレースはぜひともポール・トゥ・ウインを飾りたいところだ。
総合プラクティスで7番手だったボウデイが、自己タイムを0.462秒も縮め予選2番手にジャンプアップした。オーバルの予選でこれだけタイムを縮めるのは難しいのだが、昨年のユーロ・スピードウエイで優勝したボウデイは見事にやってのけた。
前戦につづくフロントローからのスタートとなったボウデイ。現在ランキングトップだが、ここで優勝すれば更にチャンピオンシップで有利になるのは間違いない。
予選3番手を獲得したのは、初日の第1プラクティスでトップ・タイムを記録したカーパンティエ。
総合タイムでは2番手となったが、予選ではひとつポジションを落とす3位に終わった。昨年は予選4位からスタートし、3位でフィニッシュしたカーパンティエ。250周となる今回のレース、ピット・ストップでポジションアップするチャンスは十分あるだけにシーズンの初優勝を飾りたいところだ。
今シーズン、チャンプ・カーにとって最初で最後となるシングルカー・クオリファイが、午後8時30分からスタートした。
総合プラクティスタイムの遅い順からタイム・アタックが開始。ネルソン・フィリッペから始まり、ルーキーが続けて3番手までタイム・アタックを行う。ちなみにルーキーでの総合トップとなったのは、昨年のアトランティック・チャンピオンで、オーバルでの走行経験が豊富なオールメンディンガー。昨年のミルウォーキー・ウイナーで、チーム・メイトのジョルダインJr.より2つポジション上の10番手となった。