CHAMP CAR

チャンプ・カー・ワールド・シリーズ 第4戦 ポートランド【二日目】レポート

<US-RACING>
■ボウデイが今期2度目のポール・ポジションを獲得
予選二日目の土曜日、初日を2番手で終えたボウデイが前日のタイムを更新する59.299秒でポール・ポジションを獲得。金曜日の第一予選で暫定ポールを獲得していたジュンケイラは、予選中の走路妨害を指摘され最速タイム剥奪のペナルティを受けため、5周でアタックを止め2番手に甘んじた。予選3位は59.314秒のトレイシー、4位にはルーキーのウイルソンが59.414秒で2度目のセカンドロー・スタートを決める。

■プラクティス3: ヴァッサーが唯一人1分を切るタイムで第3プラクティス・トップ
初日と同様に穏やかな晴天に恵まれた予選二日目、午前10時から75分間の第3プラクティスがスタートした。前半ヴァッサー、ジョルダイン等がトップを入れ替えるなか、最初に60秒を切るタイムをマークしたのはヴァッサーで、59.892秒をマーク。この時点でセッション開始から54分が経過していた。

ちょうど11時を廻ったところで、ヴァッサーのチーム・メイトのゴンザレスが60.308秒のタイムで2番手に上がってくる。ゴンザレスはこのあともタイムを短縮し、60.144秒とヴァッサーに肉迫。しかしヴァッサーも自らのタイムを更新する59.865秒をマークして引き続きトップを維持する。

11時6分、ジョルダインがターン11でスピンを喫したため、この週末で最初のレッド・フラッグが提示される。残り6分のところでグリーン・フラッグとなるが、最終的にヴァッサーのタイムを凌ぐものはなくプラクティスは終了。このセッションの順位はトップがヴァッサーで2位ゴンザレスとPKVレーシングがトップ2。以下トレイシー、ボウデイ、ハンター-レイのオーダー。

■最終予選:ボウデイが最速ラップを更新してポール・ポジションを獲得
午後の予選は金曜日と同様に、まず15分間のオープン・プラクティスで始まり、そのあと10分間のインターバルを挟んで35分間のタイム・アタックが行われる。午前と比べて気温もだいぶ上昇した午後1時45分、まず15分間のオープン・プラクティスがスタートした。

開始から6分のところでフィリップがターン10でストールしたため、2分間の赤旗中断。プラクティス再開後、朝のプラクティスでトップ・タイムを記録してるヴァッサーがトップに立ち、その後オールメンディンガー、ジョルダイン等がトップ・タイムを更新。2時にチェッカード・フラッグが出されこのセッションは終了。トップ5の順位は、オールメンディンガー、ジョルダイン、ハンター-レイ、タグリアーニ、ヴァッサーのオーダー。

オープン・プラクティス終了から10分のインターバルを挟んで、午後2時10分からいよいよ最終予選がスタート。グリーン・フラッグと同時にコースインしたボウデイが、3周目のアタックで59.509秒と前日のジュンケイラのトップ・タイムに迫る2番手のタイムを記録する。

多くのドライバーがこの最終予選でソフト・コンパウンド仕様のオプション・タイヤを使用するなか、前日トップのジュンケイラもこれを使ってポール奪回をすべくコースインする。ところがジュンケイラがタイヤを暖めようとマシンを左右に振りながら走行したことがオフィシャルの目にとまり、ほかのマシンへの進路妨害とみなされ、後にペナルティを科せられてしまう。

せっかくオプション・タイヤを履いてタイム・アタックを図ったジュンケイラだったが、このペナルティ後残りのアタックをとりやめてピットイン。前日の暫定ポールで獲得した2番グリッドからスタートすることとした。この時点でのトップ5はジュンケイラ、トレイシー、ボウデイ、オールメンディンガー、タグリアーニ。

2時30分、ボウデイが59.229秒をマークして一躍暫定トップに躍り出る。その5分後にはウイルソンが59.414秒で4番手ルーキー・トップのタイムをマークする。その1分後、トレイシーがターン7で単独スピンを喫してしまいタイヤウォールに激突。ここでレッド・フラッグが提示されタイムアタックは中断となる。赤旗の原因を作ったトレイシーは、規定により最速ラップタイム剥奪のペナルティを科せられる。

残り時間4分のところでグリーン・フラッグが振られて予選は再開。しかしその後もボウデイのタイムを更新するものは現れず、2時45分にチェッカード・フラッグが振られ予選が終了。ボウデイが今シーズン2度目、自己通算7回目となるポール・ポジションを獲得した。2番手は初日に暫定ポールを獲得しているジュンケイラ。

以下3番手トレイシー、4番手には開幕戦以来2度目のセカンド・ロー・スタートを決めたウイルソン、5番手には自己ベストのスターティング・グリッドを得たオールメンディンガーと、トップ5に2人のルーキーが入った。この最終予選では全体的にタイム差が縮まり、トップから1秒以内に14台のマシンがひしめき合う激戦となった。