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チャンプ・カー・ワールド・シリーズ 第5戦 クリーブランド【初日】レポート

<US-RACING>
チャンプカー・ワールドシリーズ第5戦の第1予選は、トップタイムを記録したボウデイが終了後にペナルティということになり、トレイシーの暫定ポール・ポジションが確定した。終了直後の発表ではボウデイのトップということになっており、記者会見もおこなったのだが、チェッカー間際にタイムアタックしたボウデイがハンター-レイに対するインターフェア(走路妨害)と判定され、トップタイムの剥奪になったのである。その判定により、ボウデイは4番手に降格となり、2番手は朝の練習走行でクラッシュを喫したジュンケイラ、3番手にはハンター-レイが繰り上がっている。

■プラクティス1
オハイオ州クリーブランドの“バーク・レイクフロント・エアポート”で行われるグランプリ・オブ・クリーブランド。イベント初日の午前11:30分からスタートしたプラクティス1では、開始と同時にコースインした、ウイルソン、ジョルダインJr.、オールメンディンガーが最初の30分のトップ3となる。

12時を回ってセッションに参加したタグリアーニが、1周2.206マイルのコースで、1分を切る59秒889でトップにたつ。その10分後に、トレイシーも1分を切って来たがタグリアーニには届かず。トレイシーが2位にジャンプアップしたその直後、ジュンケイラが自己のベストラップを記録してトップへ立つも、最終コーナーでウォールにハードヒット。大破したマシンを排除する作業の為に赤旗が振られ、第1プラクティスは終了となった。ジュンケイラがトップ、2番手にタグリアーニ、3番手にはトレイシーというオーダーである。

■第1予選
午後に行われる予選直前のウォームアップ・ランでは、トレイシーがトップタイムを連発。チームメイトのカーパンティエも続き、ハンター-レイ、ドミンゲス、ヴァッサーが上位に名を連ねた。終了間際にハンター-レイとフィリッペがコースアウトしたために、10分間の予定だったセッションは7分間に短縮された。

午後3時55分に振られたグリーン・フラッグで、第1予選がスタート。開始10分で、ハンター-レイが1分を切り暫定トップへ。その直後にオールメンディンガー、ラヴィンらの若手ドライバーが次々に1分を切ってくる。

4時10分には、初めて58秒台に突入したタグリアーニが暫定トップに躍り出る。その後、セルビアがピットレーン直前のストレートでストップしたため赤旗中断。4時21分に再開されたセッションでは、再開直後にいきなり58秒台に突入したトレイシーが暫定トップへ。この時点でのトップ5は、トレイシー、タグリアーニ、ハンター-レイ、ドミンゲス、ウイルソンとなった。

残り10分を切り、各ドライバーが次々とアタックを開始。ボウデイとジュンケイラ、ウイルソンらが58秒台に突入する中、ついにハンター-レイがとトレイシーの順位が入れ替わる。だが、その直後にカーパンティエが逆転し、めまぐるしくトップが入れ替わる展開に。

残り3分。ハンター-レイ、カーパンティエ、ジュンケイラが最終アタックで、それぞれトップタイムを記録するが、チェッカー直前にボウデイが叩きだした58.349秒が最速となり、初日の暫定ポールが確定したかに思われた。

しかし、ボウデイとハンター-レイには、インターフェアのペナルティがついたためにポジションを落とし、ボウデイが4位ハンター-レイは3位となった。暫定ポールポジションを獲得したのは、ポール・トレイシー(58.361秒)で、2位にはジュンケイラ(58.500秒)が入っている。
翌日の金曜日は、午前10時から練習走行が行われ、午後1時45分から最終予選が開始されることになっている。