CHAMP CAR

CARTチャンピオンシップ・シリーズ 第13戦 ミド-オハイオ【プラクティス1】レポート

<US-RACING>
8月の2連戦最初のレースとなる第13戦は、オハイオ州のミド−オハイオ・スポーツ・カー・コースが舞台となる。オハイオ州のコロンバスから車で約1時間30分ほど北に走った場所にあるサーキットは、第8戦のポートランド以来となるパーマネント(常設)ロードコースであり、13のターンで構成された全長は2.25マイル。

1980年に初めてCARTのレースが開催され、81年と82年はレースがなかったものの、その後83年から連続して開催されている。昨年はフランキッティが65.347秒のコースレコードをマークしてポールポジションを獲得し、レースはモントーヤが優勝。今年は83周でレースが行われる。

例年に比べそれほど湿度が高くない絶好のコンディションとなった今年、快晴で気温は25度といった中、初日最初のプラクティスが午前10時30分からスタート。開始から30分が経過した時点でのトップはモントーヤの68.324秒。以下アンドレッティ(68.658)、バッサー(68.789秒)と続く。

セッションも中盤を過ぎようとしていた11時15分、ド・フェランがターン3でスピン。その後ブランデルがターン1でコースアウトし、ターン10ではブレックがコースアウトしてウォールにヒット。アクシデントが続発する中、1時間が経過した時点でのトップはカストロネベスで67.395秒。モントーヤが67.482秒、ド・フェランが67.669秒といったオーダーだ。

その10分後、カストロネベスが唯一66秒台に入れる66.935秒を記録し、2位はド・フェランが67.107秒を出してペンスキーのワンツーとなる。11時45分にターン10でガルシアJRがクラッシュし、ターン3で黒澤の代役であるサレスがスピン。サレスはその後11時57分にターン11でクラッシュしてしまったため、ここでチェッカーフラッグ。

前回のプライマリーロードコースのポートランド同様、カストロネベス、ド・フェランのペンスキー勢が好調で、モントーヤがその後を追う(それぞれのタイムは変わらず)。第1回目の予選はこのあと、午後2時30分から開始となる。