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CARTチャンピオンシップ・シリーズ 第5戦 もてぎ【プラクティス2】レポート

<US-RACING>
ケニー・ブラック、26秒072までタイムを縮め、初日トップを決める!

 午後のプラクティスでは気温が21度を超え、路面温度も34.4度とまずまずのコンディションとなった。このプラクティスは午前中のように2つのグループに分かれて行うのではなく、25台が一斉にコースイン。ただし午後2時30分から4時までとたっぷり1時間30分の時間が確保されている。

 プラクティスが始まってほぼ30分たった頃、ファン・モントーヤのマシンから炎が上がる。約半周にわたってオイルなどをまき散らしてしまったが、チームはすぐにバックアップカーをセットして、モントーヤも終盤にはコースに復帰する。

 どのドライバーもなかなか午前中にケニー・ブラックがマークした26秒413を破れずにいたが、残り15分を切った頃、ジミー・バッサーが一気に26秒154までタイムを縮め、トップに躍り出る。バッサーはその後26秒140までタイムを縮めるも、終了のチェッカードフラッグが振られる直前、ケニー・ブラッグが26秒072をたたき出し、逆転。さらにバックアップカーのセッティングが決まってきたファン・モントーヤも最後の最後で26秒092をマークして2位にはいなど、残り3分で白熱したタイム合戦が繰り広げられた。

 結局、初日のプラクティスではフォード・コスワースを駆るルーキーのブラッグがトップ、トヨタ勢のモントーヤ、バッサーが2、3位に続き、ホンダ勢ではジル・ド・フェランが26秒364で6位、メルセデス・ベンツ勢ではトニー・カナーンが26秒517で10位がそれぞれ最高位となっている。

 2人の日本人ドライバーは、中野信治が26秒672までタイムアップして16位、黒澤琢弥は午前中のタイムを更新できず、24位に留まっている。

 上位陣はやっと昨年のポールタイムに約0.5秒差まで迫ってきたが、明日の予報は雨。はたして、初年度のように今日のタイムがそのままグリッドになるのだろうか。

●初日トップのケニー・ブラックのコメント
「ツインリンクもてぎの施設は素晴らしいし、コースも楽しい。ここでボク達はとにかく速く走ろうとがんばった。もちろん、明日もがんばらないといけない。今日はプラクティスの1日目だし、状況は変わっていくものだからね。一番大切なことは土曜日の決勝の最終ラップでトップにいることだよね」

●中野信治のコメント
「ちょっと首が痛いが、今のところ体は問題ない。走り出す前はちょっと不安もあったが、すぐに調子が戻ってきた。午後はいい感じだった頃の走りができたと思う。マシンは午前中はバラバラだったが、午後はだんだん方向性が見えてきた。ここもてぎは、ターン1〜2はフラットアウトでいけるので、ターン3〜4でいかにアンダーを出さないかがポイント。明日もあるので、確実にマシンを仕上げたいと思う」

●黒沢琢弥のコメント
「午前中のプラクティスは大きなトラブルも出ず、初めて順調にいくかと思ったんだけど、午後は全然ダメだった。クルマがなんか跳ねるようになっちゃって、エンジンもオイルラインがリークしていたみたいで、オイルがどんどん減ってしまった。で、このエンジンは予選も使う予定なので、あまり無理ができず、途中で走行をやめてしまったんだ。だからまだセッティングうんぬんまでいっていなくて、少ない経験を元にこうすればいいんじゃないかなあっていう感じ。これからチームとがっちりミーティングをして、なんとか予選までにはクルマを仕上げたい。えっ、目標? 難しいかもしれないけどトップ10には入りたい」