CHAMP CAR

CARTチャンピオンシップ・シリーズ 第3戦 ロング・ビーチ フォト&レポート

<US-RACING>
Photo&Report by Hiroyuki Saito

画像

■ストリートの迫力
 ロングビーチの最終コーナーの内側で撮った写真だけど、ここまで近づいて撮影できる所はあまりないと思います。

 手が届く範囲です。カメラマンはここで撮影するために順番を待つんですが、5分くらいしか撮影できません。

 ヘアピンなのでスピードはあまり出ていませんが、凄い迫力です。これも、ストリートコースの多いCARTならではの写真だと思います。

画像

■最後まで解らないのがCART
 この3人が表彰台に上がるとは思いもしませんでした。

 トレイシーは予選17位スタートで優勝です。CARTはピットインのタイミングと回数で順位が大幅に変わるので、最後まで解らないところが魅力のひとつですね。

 気になるのは、モントーヤとフランキッティがまだ上位に顔を出してなく、両チームメイトのバッサーとトレイシーが現在ポイントリードしていることですかね。

 今年は、ターゲットはバッサー、グリーンはトレイシーの年になるのでしょうか。まだ2戦しか終わってないけど。

画像

■和製マンセル 
 CARTで日本人初のリードラップをした黒澤選手です。
 金曜、土曜日の予選では度重なるメカニカルトラブルが起こり、レース前のウォームアップではエンジンが壊れるという始末。

 急遽エンジンを乗せ代えたマシンでレースに出走したのですが、レースまでに満足に走行できたのが10周くらいと本人も言っていました。

 この厳しい条件の中でリードラップしてしまうところはさすが和製マンセルですね。今後も期待してます。

画像

■トヨタを初の表彰台へ
 バッサーの今回の3位はCARTに参戦して5年目のトヨタにとって、初の表彰台となりました。

 また、ローラシャシーもストリートで十分通用することを証明したと思います。ホームステッドでも4位を獲得しており、現在ポイントではトレイシーに次ぐ26ポイントで2位です。

 この調子だとモントーヤより先にトヨタに初優勝をプレゼントするかもしれませんね。

画像

■ペンスキーの100勝目に向かって
 今年初の表彰台で2位となったカストロ−ネベスです。

 また、ペンスキーにとっても98年のミルウォーキー以来の表彰台です。ド・フェランも調子が良いので、意外と今シーズンの前半にはペンスキーの100勝目が見られるかもしれませんね。

画像

■ペンスキーの作戦勝ち
 レースの後半は燃料を薄くして燃費を稼ぐ作戦で走っていたらしく、燃料が十分なバッサーに猛チャージを受けながらも、それを押さえ込んでの2位獲得でした。

 オーバルコースが得意なカストロ−ネベスですが、ストリートコースでの表彰台は今回が初めてとなりました。

画像

■ピットインはここで
 初日の朝、ホンダのモーターホームに行ったら見慣れないものが。

 左側のはなんと、マルガリータ(そう、カクテルです)製作機です。右側のはアイスメーカー(?)で、最近ホンダが開発した、どの角度にも搭載できる小型エンジンがついていました。

 マルガリータ製作機はカーボンファイバーが使用され、まるでチャンプカーエンジンのようですね。

画像

■フォト&レポート1の撮影現場
 スポンサーがいなかったサレスに、今回と次戦だけパナソニックがスポンサーに付くことになりました。

 マシンはフォード/ローラです。ホンダ/スイフトではないですよ。ちなみに今回のトレイシーの走りの写真は、この写真に映っているカメラマンがいるところで撮りました。

 近くていい写真が撮れるのですが、改めてこの写真を見ると、自分で言うのもなんですが危ないですね、ここは。

画像

■100勝目はどっち?
 2日目の予選がこれから始まるというときのド・フェランです。

 この30分後に今シーズン2度目のポールポジションを獲得するのですが、モントーヤ、バッサーとのポールポジション争いは見ごたえがありましたね。

 レースではスタートからリードラップするもレース後半に最終コーナーでスピンをし7位で終えました。しかし、今年のペンスキーは調子がいいですね。

 ド・フェランとカストロ−ネベスのどっちが先にチームの100勝目を獲得するのでしょうか。今から楽しみです。

画像

■ブラジリアン・ブラザーズ
 ダ・マッタとカナーンは同じブラジル出身と言うのもあり、仲が良いですね。良く二人で喋っているのを見かけます。

 ここにカストロ−ネベスがいると若手の仲良しブラジリアントリオになるのですが。こう見えてもダ・マッタの方がカナーンより一つ年上なんですよ。

 そして、フランキッティと同じ年の26歳なんですね。童顔なのでそう見えませんが。

画像

■ラグナセカ・マスター
 急遽中野選手に代わって今回と次戦のリオを代走するハータですが、

 98、99年とここロングビーチで3位を獲得しており、98年にはポールポジションを獲得しているだけあって、今回も5位スタートの5位フィニッシュでした。今年初めて乗るレイナード/ホンダのマシンでですよ。さすがハータですね。

 あと、良く見るとヘルメットにマクドナルドのマークが残っていますね。

画像

■ロングビーチ・コンベションセンター
 コース内にあるロングビーチ・コンベションセンターでは、さまざま展示会が開かれており、その中でも今回のメインスポンサーでもあるトヨタのブースが多かったのですが、このTRDのブースにも沢山の人が集まっていました。

 記念撮影をする家族連れなども多く、メインは日曜日のレースなのですが、レース以外の楽しみもこのロングビーチにはあるので、毎年多くの人が訪れるのでしょう。

画像

■マッハGOGO!
 マッハGOGO(アメリカではスピードレーサー)の実物モデルカーです。

 さすがに運転できるかは解りませんが、手前の円形ノコギリは回っていました。小さい頃テレビで見ていたのを思い出します。カッコイイですね。

 NASCARもそろそろこういう形にならないですかね。ノコギリはまずいですけど。

画像

■予選で6万人!?
 毎年多くの観客で賑わうロングビーチでのレースですが、レースが始まるとなると歓声は頂点に達します。

 有名なフットボール選手が観客席に向かってフットボールを投げてプレゼントしたり、空からはアメリカ国旗をなびかせながら踵の部分に発煙筒をつけてパラシュートを広げてコースに振って来たり、戦闘機が飛んで来たりとエンジンがスタートするまで目白押しです。

 それらの出来事に素直にすぐ反応でき、盛り上がるのがとてもいいですね。来年のロングビーチでもきっと同じ光景が見られるでしょう。