＜US-RACING＞
第16戦インディ･ジャパン初日の金曜日は朝から曇り空、気温20度と涼しいコンディションで始まりました。昨年から走行が土曜と日曜だけになったので、今日はファンのみなさんとの交流を目的としたフレンドシップ･デーです。まずは日本人ドライバーのトークショーからスタートし、武藤英紀、佐藤琢磨、ロジャー安川が登場。いつものエントランス近くのステージではなく、グランドスタンドに設けられたステージで行われました。コースを見渡しながらドライバーの話を聞けるのは、なかなかいいアイデアですね。先週の壮行会でも披露された3人の絶妙なトークに、大勢のファンが喜んでました。
ガレージの後ろには今年も各チームの控え室が並んでますが、KVレーシングだけはご覧のように柵が並んでいて、たくさんの佐藤琢磨ファンがその周りに。琢磨が出てくるたびに大勢のファンに囲まれて、移動するのが大変そうでした。07年の鈴鹿以来、久しぶりの日本凱旋ということで、ファンも嬉しかったでしょうね。
今日は地元栃木の高校生がパドックを見学。質問に答えているのは久しぶりにツインリンクもてぎへやってきた親分、ポール･トレイシーです。なんか場違いな雰囲気もありますが、けっこう熱心に答えていた親分。いかついタトゥにビビッてたのか、高校生はみな素直に聞いてましたよ。
こちらは今年も行われていたファン･ミーティング･ランチ･パーティで、エリオとマルコ、ダニカの3人が登場。中には去年のこのランチ･パーティでダニカと撮った写真をプリントして持ってきた家族がいて、お子さんの成長ぶりにダニカ嬢はとても喜んでましたね。色々な日本のプレゼントをもらったダニカは相当うれしかったらしく、記者会見では少し興奮気味でした。
サイン会にはなんと、トニー･カナーンのレーシング･スーツを着たファンが登場。そのファンと記念撮影したカナーンは、自分の席に座らせて「俺の代わりにサインお願いね！」ってその場から去ろうとするふりをし、並んでいた観客も大爆笑でした。この熱烈ファン、来年はカナーンと同じ坊主で来るそうです。
午後2時40分から1時間にわたって行われたサイン会。佐藤琢磨は一番端に特設テントが設けられ、長蛇の列という表現がしっくりくるほどのファンが集まっていました。会場内でも琢磨のオリジナル･キャップをかぶった人の多いこと。すごいですねー。
その長蛇の列のなかに、愉快なファンを発見。というか凄いですよね。インディ500の時の特別ヘルメットからインスパイアされたのか、ヘルメットには5号車のイラストが。しかもその上のミニカーもなかなかの仕上がりで、ここまでのクオリティはやはり、日本ならではと言えるでしょう。すばらしいー！
はい、こちらは毎年恒例のウェルカム･パーティです。全ドライバーが手にしているのは、茂木出身のアーティストが作った作品だそうで、参加賞みたいなもんでしょうね。今年は25台が参戦するインディ･ジャパン、明日からの走行がほんと楽しみになってきましたよ。
今年のフレンドシップ･チャリティで集まった総額は、なんと27万4500円でした。すごい！ ドライバーを代表してロジャー、マトス、レイホールの3人と、茂木副町長が記念撮影。なんでこの3人なのか、、、、謎です。
毎年、宇都宮カクテル倶楽部が創作する何種類かのカクテルからひとつ選んで、それが一年間お店でスペシャル･カクテルとして出されるのですが、それを決めたのが昨年のウィナー、スコット･ディクソンでした。お酒が好きだというスコットは、5種類のスペシャルカクテルをニコニコしながら試飲すると、迷うことなく一番のカクテルをチョイス。スコットが決めた名前は「Winning Target」とまぁ、ある意味ベタですね。すぐに酔っちゃった？
こちらも宇都宮カクテル倶楽部が作った武藤英紀と佐藤琢磨のスペシャル･カクテル。英紀のカクテル名はジェット610、琢磨はTakuMatchaです。ジェット610はジェット27とコアントローのリキュールをメインに、グレープフルーツ･ジュースで割ったもので、TakuMatchaは5号車のカラーと同じ色の抹茶リキュールがメインのカクテルだそう。英紀、そんなことするとまた不仲説が流れるよ〜。