第14戦シカゴランド、ダリオ+チップ・ガナッシの会心の勝利でしたね〜! ダリオにとっては、チャンピオンシップを考えると、絶対に勝たなければならないレース。しかしながら終盤まではあまり目立つことがなかったわけですから、まさに「もぎ獲った」というべき勝利だったと思います。
勝負の分け目となった最後のピットストップ、ダリオはあの時点ではタイヤ無交換で前に出るしか手がなかったわけですが、それを決定したチーム、作戦どおりにギリギリ前に出せたピットクルー、そして最速のマシンではない状態ながら、そのポジションを守りきったダリオ、まさにチーム全員の勝利。あの絶妙なラインどりと安定感は、さすがはベテラン、ダリオ・フランキッティ。そして最後のストップ、ブラフで(保険もあると思うのですが)タイヤを出しておいたチーム、ステキです。これぞレース!
しかしウィルが最後まで走っていたら、ひょっとしたら逆転できていたんじゃないか? とも思っています。チャンピン争いは厳しくなったものの、表情が明るかったのが、それを物語っているような……。またウィルの周囲で争っていたダン、マルコ、ハンターレイの誰が勝ってもいいレース。本当に面白く、楽しめるレースでした。
この時期はもてぎのインディジャパンを想像しながら観てしまいますが、今回活躍した面々は、必ずもてぎでもいい走りを披露するハズ。また武藤選手、ものすごく声が明るくなりましたね。次のケンタッキーもこの調子でつなげていけるといいですね。佐藤選手、今回は厳しかったですが、もてぎは昨年マリオ・モラエスがいい走りをみせたので、大丈夫なんじゃないかな? インディジャパンまであと2週間ちょっと。いよいよ楽しみですね!
Illustration & TEXT by アラブルカ
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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