<Toyota>
4台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュ
2月13日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第1戦「Drive4COPD 300」がデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催された。
12日(金)午後3時10分から予定されていた予選は、降雨のために中止され、規定に則り昨年のオーナーポイント順でスターティンググリッドが決定。昨年のシリーズチャンピオンであるカイル・ブッシュがポールポジション。ジョーイ・ロガーノが6番手、ブライアン・ヴィッカーズが7番手、ケイシー・ケインが8番手と続き、10台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
13日(土)午後1時36分に2.5マイルオーバルを120周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのKy.ブッシュは好スタートを切ったが、2周目に後方グループでクラッシュが発生。いきなりのイエローコーションとなってしまった。
Ky.ブッシュは再スタートで惜しくも首位の座を譲るも、その後も首位争いを展開するなど、上位グループでの走行を続けた。
68周目に10台が絡む多重クラッシュが発生。その後、トップ10圏内に浮上してきたヴィッカーズと共に上位争いを繰り広げたKy.ブッシュであったが、92周目に発生した多重クラッシュの際、目前でクラッシュした他車を避けきれず、接触。車両にダメージを負ってしまった。レースはこれで赤旗となり、10分程の中断を経て再スタート。
修復のため、一時は22位まで順位を落としたKy.ブッシュは、ボディにダメージの跡を残した車両ながら、終盤目覚ましい追い上げを開始。トップ5までポジションを取り戻してみせた。しかし、ファイナルラップの最終コーナーで無念のスピン。18位に終わった。
“トヨタ カムリ”勢の最上位フィニッシュは5位に入ったヴィッカーズ。7位にロガーノ、9位にケイン、10位にスティーブ・ウォレスが入り、“トヨタ カムリ”は4台がトップ10フィニッシュを果たした。
次戦第2戦は2月20日(土)、オートクラブ・スピードウェイで行われる。
ドライバー ブライアン・ヴィッカーズ:
「ワイルドなレースだった。最終的にもう少し上位でフィニッシュできなかったのは残念だ。我々の“トヨタ カムリ”は好調だったが、ほんの少しパワーが足りず、過去ここで戦ってきたほどの速さは見せられなかった。ハンドリングは素晴らしく良かった。ピットストップも1日を通して素晴らしかった。スタッフを本当に誇りに思う。トップ5フィニッシュできたというのは、悪くない結果だ」
第1戦 Drive4COPD 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 32 4 トニー・スチュワート シボレー 120
2 2 60 カール・エドワーズ フォード 120
3 4 33 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 120
5 7 32 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 120
7 6 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 120
9 8 38 ケイシー・ケイン トヨタ カムリ 120
10 13 66 スティーブ・ウォレス トヨタ カムリ 120
12 18 15 マイケル・アネット トヨタ カムリ 120
18 1 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 120
19 37 11 ブライアン・スコット トヨタ カムリ 120
30 16 62 ブレンダン・ゴーアン トヨタ カムリ 91
33 22 10 ジェイソン・リフラー トヨタ カムリ 76
41 17 99 トレヴァー・バイン トヨタ カムリ 6
観客数(主催者発表):80