<Toyota>
NASCARネイションワイド・シリーズ
第2戦 Stater Bros. 300
2月25日(月)オートクラブ・スピードウェイでNASCARネイションワイド・シリーズ第2戦「Stater Bros. 300」が開催された。
22日(金)に予定されていた予選は、降雨のためにキャンセルとなり、スターティンググリッドは昨年のオーナーズポイントで決定。2番手のT.スチュワート、5番手のD.ロイティマンをはじめ、5台の“トヨタ カムリ”が決勝へ進出した。
今大会はスプリント・カップ・シリーズ、クラフツマン・トラック・シリーズとの併催となったが、特に、クラフツマン・トラック・シリーズ第2戦とネイションワイド・シリーズ第2戦の決勝は同日の23日(土)に行われる予定となっていた。しかし、クラフツマン・トラック・シリーズの決勝終了後に再び降雨に見舞われ、ネイションワイド・シリーズの決勝は、翌日24日(日)の、スプリント・カップ・シリーズ第2戦終了後に順延されることとなった。
24日(日)もカリフォルニア州フォンタナは雨天となり、スプリント・カップ・シリーズ第2戦は、予定から遅れながらもスタートを切ったものの、レース中の雨とクラッシュのために何度も赤旗が出され、結局翌日へと順延。ネイションワイド・シリーズ第2戦も、翌日に持ち越されることとなった。
25日(月)は一転して好天に恵まれ、スプリント・カップ・シリーズが終了した後の午後1時過ぎに、2マイルオーバルを150周(300マイル:約480km)で競われる決勝レースのスタートが切られた。
最前列2番手グリッドのT.スチュワートが好スタートを切り首位に浮上すると、後続を引き離し独走態勢となった。その後方には、D.ロイティマン、Ky.ブッシュもポジションを上げ、3台の“トヨタ カムリ”がトップ3を占めてレースの大部分を支配した。
全150周のうち136周に渡って首位を快走したT.スチュワートがそのままトップでチェッカーを受け、開幕から2連勝。2位には、開幕でも2位に入り、フォンタナ大会のクラフツマン・トラック・シリーズで優勝、スプリント・カップ・シリーズで4位と大活躍を見せたKy.ブッシュが入り、“トヨタ カムリ”は2戦連続で1−2フィニッシュを果たした。4位には、最終ラップで惜しくも一つポジションを落としたものの、常に首位争いに加わったD.ロイティマンが入った。
ネイションワイド・シリーズでもT.スチュワートが2連勝でポイントランキング首位につけており、2戦を終了した時点で、3カテゴリー全てでトヨタ勢がドライバーズランキングの首位となっている。
次戦第3戦は3月1日(土)ラスベガス・モーター・スピードウェイでスプリント・カップ・シリーズとの併催で開催される。
ドライバー T.スチュワート:
「コーションのタイミングが合わず、最後は若干厳しかったが、我々の“トヨタ カムリ”は本当に速かった。あとは私が全力で走り続けるだけだった。悪天候のために公式練習の時間はあまり取れなかったが、その短い時間の中でも十分に仕上げてくれたスタッフはレース中も素晴らしいピット作業をこなし、良いポジションでコースへと戻してくれた。彼らのおかげで150周のレース中136周に渡ってリードラップを獲得して勝利を挙げることが出来、とても嬉しく思っている。また、天候に翻弄された週末となってしまったが、昨夜遅くまで雨の中待っていてくれたファンの多くが、今日レース観戦に戻って来てくれたことには本当に感銘を受けた。彼らのためにも、今日完璧なレースが出来て良かった」
第2戦 Stater Bros. 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 2 20 T.スチュワート トヨタ カムリ 150
2 14 32 Ky.ブッシュ トヨタ カムリ 150
3 6 33 K.ハーヴィック シボレー 150
4 5 99 D.ロイティマン トヨタ カムリ 150
11 8 38 J.リフラー トヨタ カムリ 150
16 17 7 M.ウォレス トヨタ カムリ 150
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
1 T.スチュワート 385
2 Ky.ブッシュ 355
4 D.ロイティマン 281
9 J.リフラー 236
12 M.ウォレス 206
21 B.ヴィッカーズ 165
26 D.ハムリン 147
40 M.マクドウェル 82
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 18
2 シボレー 12
3 フォード 8
4 ダッジ 6
※結果及びポイントは暫定