4コママンガ

もう離さない? – チャンプカー –

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[もう離さない? – チャンプカー -]
この段階でシートが決まっているのは、グラハム・レイホール(ニューマン・ハース)、ポール・トレイシー(フォーサイス)、そして例年なら開幕直前までシートが分からないオリオール・セルビア(PKV)の3人。昨年はチームを渡り歩きながらも、与えられた環境でキッチリ仕事をこなしたのが評価されたのか、とにかく驚きの(実力で言うと納得の)シート確定でした。まぁ、来年のスペインでの開催に向けた動きという見方もあるにはあるのですが、いいマシンがあれば勝てる力があることに間違いないハズです。
ただ今のところ彼のシートを危うくする要素は見当たらないのですが、「フェルナンド・アロンソが突然乗ることになりました」というあり得ない事情でシートを失っても、全く不思議に感じない不安が彼にはあったりして……。さらに言うと不安定な状況ほど彼のリザルトが上がっていく不思議さ。2008年は活躍できるでしょうか、注目です。
ここで他に実力のあるドライバーをまとめてみると、
ジャスティン・ウィルソンはブルデーがF1に行った後、グラハムの良き先生、越えるべき高い壁としてニューマンハースに(昨日決定)。
サイモン・パジェノーはチームオーストラリアではなく、フォーサイスに乗ってほしいところ。
ウィル・パワーは純オーストラリアを全面に押し出し、よりコンスタントに勝てるようになってほしい。
ロバート・ドーンボスはバッド・ボビー・ディーという微妙なあだ名もついたことだし、ミナルディ継続で。
ブルーノ・ジュンケイラは弱小チームで驚異的な活躍でしたが、なんとなく彼のキャラになってきた(失礼)ので、来年も奮闘していただきたいところ。
すると残りのシートは
PKVにはバッサーの復(希望)……ではなくて、ダ・マッタにチャンスを。タグリアーニももちろんいい選択?
ミナルディは……、みなさんは誰に乗って欲しいでしょう?
こんなことを考えながら開幕までの待ち遠しい時間を過ごしています。
それから、アメリカネタではないのですが、F1に行ってしまったセバスチャン・ブルデーの活躍を期待しましょう〜。
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ