[指導 – インディカー IRL -]
2007年フォーミュラニッポンの最終戦では、カナーン選手が武藤選手から鈴鹿サーキット攻略からマシンについてなど、レクチャーを受けたそうです。その後の会見で、予選順位を冗談で武藤選手のせいにするコメントもありましたね(笑)。そこでカナーン選手は、AGRはドライバーたちのコミュニケーションが多くチームワークを大切にしていることから、武藤選手とのコミュニケーションを始めることができたことを喜び、もてぎでは武藤選手(か自分)が勝てるといいねと、チームリーダー的な発言。まずはもう来シーズンに向けてスタートしているんだなと実感しました。
実際のところ武藤選手をはじめフォーミュラニッポンを走っているほとんどのドライバーのスキルは、世界のどのカテゴリーで走ってもコンペティティブだと思っているのですが、インタビューやファンサービス、プロモーション活動をこなしつつレースに集中するスタイルになじめるかどうかが、ビッグレースでリザルトを残す鍵になるのかなと考えています。
また最終戦後に指摘されていましたが、より高い英語のスキルも習得していかねばなりません。AGRに加入すると、ルーキーとしては大変な仕事が待っていると思うのですが、もてぎではいい走りを期待したいですね!
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ