NASCAR

“トヨタ カムリ”8位フィニッシュ

<Toyota>

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NASCARブッシュ・シリーズ
第18戦 Camping World 200
 6月30日(土)ニューハンプシャー・インターナショナル・レースウェイでNASCARブッシュ・シリーズ第18戦「Camping World 200」が開催された。
 予選では、ルーキーであり今季3戦目の出場となるB.サントスが好走を見せ2列目4番手グリッドを獲得。これにD.ブレイニーが9番手、D.ロイティマンが12番手、J.リフラーが22番手と続き、4台の“トヨタ カムリ”が決勝へ臨むこととなった。
 午後2時半から開始された決勝レースでは、コースにほど近いマサチューセッツ州出身のB.サントスが4番手グリッドから上位争いを展開。しかし、他車に接触されるアクシデントに見舞われ、ピットイン。修復に数周を要し、ポジションダウン。33位でレースを終えた。
 12番手スタートのD.ロイティマンは、トップ10圏内でのバトルを繰り広げたが、終盤、キャブレターのトラブルに見舞われ、更なるポジションアップは叶わず。“トヨタ カムリ”最上位の8位でフィニッシュ。ドライバーズランキング2位の座を守った。
 22番手とやや後方スタートとなったJ.リフラーは、着実な走行でトップ10圏内まで浮上したが、ピットイン時に惜しくもポジションを落とし、12位でチェッカーを受けた。
 予選で9番手グリッドを獲得したD.ブレイニーは、併催のネクステル・カップ・シリーズの公式練習が行われていたためにドライバーミーティングに参加出来ず、グリッド降格のペナルティを受けることとなった。最後尾から追い上げ、中団までポジションを戻したが、点火系トラブルに見舞われピットイン。35位に終わった。
 次戦第19戦は7月6日(金)にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでネクステル・カップ・シリーズとの併催レースとして開催される。

ドライバー D.ロイティマン:
「序盤はアンダーステアが酷かったが、チームが見事な作業で調整を続けてくれたおかげで、良いレースを戦えた。終盤、最後のピットストップの時にキャブレターが咳込んだようになり、その後はコーナーで吹き上がらなくなってしまった。エンジンは好調だっただけに、原因を調査しなくてはならない。しかし、これまで得意とは言えなかった、ニューハンプシャーのようなフラットなオーバルにおける開発プログラムは順調に進んでおり、終盤タイヤ交換を必要とせずコース上に留まることが出来たことで、トップ10フィニッシュを果たせた。ポイントランキングでは、首位のC.エドワーズ(シボレー)に大きく離されているが、彼を捕らえるべく努力を続けていく。“トヨタ カムリ”は毎戦好調であり、我々も常にベストを尽くしている。後はほんの少しの幸運が巡ってくれば初勝利も得られるはずだ」

第18戦 Camping World 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 1 21 K.ハーヴィック シボレー 200
2 2 60 C.エドワーズ フォード 200
3 8 17 M.ケンセス フォード 200
8 12 99 D.ロイティマン トヨタ カムリ 200
12 22 38 J.リフラー トヨタ カムリ 200
33 4 91 B.サントス トヨタ カムリ 183
35 9 10 D.ブレイニー トヨタ カムリ 119
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
2 D.ロイティマン 2052
5 J.リフラー 1895
6 D.ブレイニー 1891
68 D.グリーン 294
75 B.サントス 189
122 M.ウォルトリップ 34
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 133
2 フォード 119
3 ダッジ 75
4 トヨタ 69
※結果及びポイントは暫定