INDY CAR

ロジャー安川、インディ500予選を23番手で通過

<Speed of Japan>
2007年5月19日(土)インディアナ州インディアナポリス
久しぶりに暖かい天候となったインディアナポリス地方。この日、決勝23番から33番グリッドを決める予選3日目が行われた。安川は222.654マイルを記録し、決勝23番グリッドを獲得した。
午前中はまだ予選に通過していないドライバーのみでのプラクティスセッションが行われた。予選用のセッティングを詰めていく走行を続け、午前中のプラクティスをトップで終了した。
正午から行われた予選。風向きが変わったことから、ウィング角などを微調整した。
安川は2番目にアタック。ベストラップを採用する他のインディカー・シリーズのレースとは違い、インディ500は4周をアタックし、その平均タイムが採用されるため、一度のミスも許されない。
その中、安川は222マイル後半で4周をまとめ、222.654マイルを記録。この日の予選参加者のトップタイムで決勝23番グリッドを獲得した。
その後の公式プラクティスでも決勝に向けた走行を続行した安川。中々集団で走ることができず、ドラフティングに入ることはなかったが、それでも222.706マイルを記録し、走行32台中9番手のタイムを出した。安川は明日も公式プラクティスに参加する予定。
<コメント>
ロジャー安川
「風向きが変わったので、エンジニアがウィングの角度などを調整してくれました。 この判断が的中しましたね。222マイル前半くらいでは走れると予想していたのですが、222マイル後半で走れたことは少し驚きました。レースセットもかなりいい感触できています。マシンはとても感触がよくて、セッティングを変えても安定して走ってくれます。残されたプラクティスでさらにマシンを煮詰めて、決勝は大暴れしたいですね」