4コママンガ

2007インディジャパン – インディカー –

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[2007インディジャパン]
 もてぎでは常にコンペティティブだったカナーンが、10年目にしてようやく優勝。優勝後は喜び爆発というより、どちらかというと勝利を噛み締めるような喜びかたが、かえって印象的でした。
 さて、今回のレースはペンスキー勢が伸び悩み、ダン・ウェルドンの独走になりかけたときに、マルコが単独クラッシュ。普段はこういったクラッシュをしないマルコだけにビックリしたのですが、ここからがレース本番でした。ピットストップをどこまで引っ張るか、またピット後のレースペースの変化など、見どころいっぱい。レース中盤には燃費の良さそうなカナーンと、今日一番速いダンウェルドンが後ろからそれを追いかけるラストシーンが予想されたのですが、それに加えてサムホ、ディクソンの燃費が保つかどうかで、大逆転の可能性があり、見応えのあるレースになりましたね! 後日TVで見るとダリオもそれにからんでいたみたいですが、観客席からではノーマークだったので、地味に速かったのかな?
 それから驚いたのはディクソンのアグレッシブな走り。クルマが決まっていなかったのか、ターン4で何度かテールスライドを押さえ込むスリリングかつハイレベルなワザを見せていました。それが原因かどうか分からないのですが、レース後のディクソンは疲れてるように見えましたよ。そんなわけで、自分の中でのディクソンの印象が変わったレースでもありました。そういえばUS-Racingのミーティングで「ディクソンとモントーヤの走りが似ている」と何度か聞いていたのですが、あまり実感がなかったんですよね。テレメトリー的に似ているという話だったのですが、派手さの違いはあっても案外スタイルは似ているのかもしれませんね。
 ちなみに今年はターン1中段で観戦をはじめ、ターン4の中段→前列という感じで移動しながら観戦しました。ターン4の最前列は迫力があって良いですね! レースの流れが分かりづらくなることもあるので、望遠鏡でたびたびリーダータワーをチェックしながら迫力を存分に堪能しました。
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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