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“トヨタ・タンドラ”混戦で4位 大波乱のレースを常にトップ集団で争うが惜しくも勝利には届かず

<Toyota>

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NASCARクラフツマン・トラック・シリーズ
第22戦 Atlanta 200
 10月28日(土)、NASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第22戦「Atlanta 200」が米国南東部ジョージア州アトランタのアトランタ・モーター・スピードウェイで行われた。
 27日(金)に予定されていた2回の公式練習は、降雨のために順延となり、28日の午前9時から1回のみ行われることとなった。この公式練習ではM.スキナーがトップタイムをマーク。
画像 午後1時から行われた予選でも好調を維持し、M.スキナーが今季7度目のポールポジションを獲得した。2番手には、NASCARトラックシリーズ参戦わずか3戦目のA.J.アルメンディンガーが入った。これにD.ロイティマンが3番手で続き、“トヨタ・タンドラ”は予選トップ3を独占して決勝レースへと臨んだ。
 午後5時、4万5千人の観衆の見守る中、130周の決勝レースがスタート。予選トップ3台の“トヨタ・タンドラ”が激しいトップ争いを展開し、ルーキーのA.J.アルメンディンガーは8周目に首位を奪取。しかし、13周目にスピンを喫し、リタイアを余儀なくされてしまった。
 その後、予選トップ10入りしていたJ.ベンソン、T.マスグレイブ、T.ボダインらもトップ争いに加わったが、ポイントランキング首位につけるT.ボダインは、35周目に側壁に接触。パンクを喫し、ピットイン。2周遅れと後退してしまった。
 これでタイトル争いで首位逆転のチャンスが訪れた、ランキング2位のJ.ベンソンであったが、89周目、トップ10圏内を走行中、ドライブシャフトのトラブルに見舞われスピン。何とかピットまで戻り、メカニックの作業により修復はなったものの、首位争いから脱落。
 その後、J.スプレイグがトップに立ち、D.ロイティマンとT.マスグレイブが首位攻防戦に加わったが、T.マスグレイブはゴールを目前にした127周目、トラブルで戦線離脱。
 その後は、チェッカーを目指し、3台、時には4台が横一線に並ぶバトルを展開。9人のドライバーによって21回もの首位交代劇が繰り広げられた乱戦は、D.ロイティマンが4位で“トヨタ・タンドラ”勢最上位フィニッシュとなった。
 次戦は11月3日(金)にテキサス州のテキサス・モーター・スピードウェイで行われる。

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ドライバー D.ロイティマン:
「今日は勝つつもりだった。クルーも素晴らしいピット作業で助けてくれた。しかし、終盤トップ争いをしていた時にオーバーステア状態になり、その隙に何台も抜かれてしまった。それでも何とか挽回し、4位でフィニッシュすることが出来た。今シーズンは中盤苦戦が続いたが、ここに来て、序盤の勢いを取り戻していると感じる。残り3戦、全力で戦う」

<第22戦 結果表>
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 16 #16 M.ブリス シボレー 130
2 18 #10 T.クック フォード 130
3 15 #99 E.ダーネル フォード 130
4 3 #17 D.ロイティマン トヨタ・タンドラ 130
5 19 #14 R.クロフォード フォード 130
6 11 #50 D.レーガン フォード 130
7 28 #08 C.マカンビー シボレー 130
8 1 #5 M.スキナー トヨタ・タンドラ 130
9 17 #18 B.ハミルトン・Jr. ダッジ 130
10 21 #60 J.スプレイグ トヨタ・タンドラ 130
11 20 #11 D.スター トヨタ・タンドラ 130
22 34 #22 B.レスター トヨタ・タンドラ 129
24 9 #9 T.マスグレイブ トヨタ・タンドラ 129
25 10 #30 T.ボダイン トヨタ・タンドラ 128
29 8 #23 J.ベンソン トヨタ・タンドラ 123
32 14 #59 C.チャフィン トヨタ・タンドラ 95
34 2 #124 A.J.アルメンディンガー トヨタ・タンドラ 13
<選手権 ポイント表>
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
1 T.ボダイン 3285
2 J.ベンソン 3199
3 D.ロイティマン 3095
4 T.マスグレイブ 3014
6 D.スター 2944
8 J.スプレイグ 2867
11 M.スキナー 2816
21 B.レスター 1919
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 154
2 フォード 141
3 シボレー 113
4 ダッジ 76