<TOYOTA>
NASCARクラフツマン・トラック・シリーズ
第10戦 Con-way Freight 200
6月17日(土)、NASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第10戦「Con-way Freight 200」が米国北部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイで行われた。
16日(金)に行われた公式練習に続き、17日(土)正午から行われた予選では、前戦に引き続きM.スキナーが今季3度目となるポールポジションを獲得。シリーズ最多記録を持つJ.スプレイグに並ぶ27回目のポールポジション獲得最多記録となった。
午後3時、30度を超える暑さの中、6万人の観客が集まったミシガンの2マイルオーバルで決勝レースがスタート。M.スキナーは好スタートを切り、4番手スタートのD.ロイティマンもすぐに3位に浮上。
地元ミシガンの出身のJ.ベンソンは5番手スタートながら序盤戦で一時後退。しかし、“トヨタ・タンドラ”の速さとコーションのチャンスを着実に活かし、42周目には2位へと浮上した。その後、M.マーティン(フォード)、B.ラボンテ(ダッジ)らカップシリーズのスタードライバーと激しい首位争いを展開。
70周目からは首位を明け渡すことなく、チェッカー直前に、わずか2周の再スタートからのスプリントも制し、見事、自身シリーズ初となる勝利を挙げた。J.ベンソンはこれまでにカップシリーズ、ブッシュシリーズでの勝利を挙げており、NASCARトップ3カテゴリ−全てで勝利を挙げた17人目のドライバーとなった。
一方、ランキングトップのT.ボダインは、25番手グリッドと苦しいスタートとなったが、着実に追い上げ、4位でフィニッシュ。ランキング首位を守った。
次戦は6月23日(金)ウィスコンシン州ウェストアリスのザ・ミルウォーキー・マイルで、“Toyota Tundra Milwaukee 200”としてナイトレースで行われる。
ドライバー J.ベンソン:
「2年前にここミシガンで、初めて“トヨタ・タンドラ”をドライブするチャンスを得た。素晴らしいチャンスだった。4番手からスタートを切り、一時後退を余儀なくされたが、チームの働きと、“トヨタ・タンドラ”のおかげで上位へと復帰することが出来た。終盤でM.マーティンとのバトルはタフだったが、スプリントでは我々の方が速かった。今の気持ちは他人には分からないだろう。自分の地元に戻って、そこで勝利を挙げられたことは言葉では言い表せない喜びだ」
第10戦 結果表
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 5 #23 J.ベンソン トヨタ・タンドラ 102
2 9 #6 M.マーティン フォード 102
3 7 #4 B.ラボンテ ダッジ 102
4 25 #30 T.ボダイン トヨタ・タンドラ 102
10 15 #60 J.スプレイグ トヨタ・タンドラ 102
11 1 #5 M.スキナー トヨタ・タンドラ 102
13 28 #11 D.スター トヨタ・タンドラ 102
15 4 #17 D.ロイティマン トヨタ・タンドラ 102
20 21 #12 J.ミラー トヨタ・タンドラ 102
23 31 #9 T.マスグレイブ トヨタ・タンドラ 102
33 26 #22 B.レスター トヨタ・タンドラ 98
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
1 T.ボダイン 1650
2 D.ロイティマン 1472
3 T.マスグレイブ 1469
4 J.ベンソン 1443
5 J.スプレイグ 1337
9 D.スター 1311
16 M.スキナー 1103
19 J.ミラー 929
27 B.レスター 746
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 73
2 フォード 64
3 シボレー 49
4 ダッジ 34