第99回インディアナポリス500のオープニングデーとなる5月3日、新しいスーパースピードウェイ用エアロ・キットによる初めてのプラクティスが行われました。全28台が参加した今回、トップは15年前に優勝したファン・パブロ・モントーヤで226.772mph。0.0533秒差の2位は3回制しているエリオ・カストロネベスで、チーム・ペンスキー&シボレーのワンツーとなりました。
ホンダ勢はマルコ・アンドレッティが3位に入り、スコット・ディクソン、サイモン・パジノウとシボレー勢がその後に続いたため、トップ5ではアンドレッティのみ。トップ10で見るとシボレーが6台、ホンダが4台とシボレー勢が初日から好調な出だしを見せています。新エアロ・キットとなった今回、全21台が昨年のオープニングデーでトップだったウィル・パワーの223.057mphを上回りました。
第1プラクティスで2番手となる223.153mphをマークしていたAJフォイト・レーシングの佐藤琢磨は、第2プラクティスの4周目で225.571mphのベストを出し、その時点でトップに立ちました。しかしセッション終盤に入ってから5台に先行されることになり、最終的にこの日の琢磨は6位。ホンダ勢の中では2番手となっています。
次回は5月7日からロード・コースを舞台にしたプラクティスが始まり、8日の予選を経て9日(土曜日)に第5戦グランプリ・オブ・インディアナポリスの決勝。11日から第99回インディ500のプラクティスが再開されます。
●プラクティス総合リザルト
●終盤をまとめた映像