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最終戦ラスベガス情報とPick the Winnerのご案内!

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今シーズンを締めくくる最終戦の舞台、ラスベガス・モーター・スピードウェイは1.5マイルのDシェイプ・オーバルです。バンク角はテキサス(24度)とケンタッキー(14度)の中間となる20度。フロント&バック・ストレートもそれぞれ9度バンクがついています。
 
コースがオープンした96年から00年まで5戦開催され、10年以上を経て今回復活。最終戦として行われるのは96−97年、98年に続く3回目です。かつて04年と05年にチャンプカーもレースを行ったことがあり、この時は2戦ともブルデイが優勝しました。
 
チャンプカーは07年にもラスベガスでレースをしていますが、この時はダウンタウンに特設されたストリートコースで、パワーがキャリア初優勝を達成。今季ロード&ストリートに参戦していたブルデイは今回いないので、スピードウェイの優勝経験者は0となります。
 
ちなみにIRL時代のウィナーは96年がリッチー・ハーン、97年エリセオ・サラザール、98年アリー・ルーエンダイク、99年サム・シュミット、00年アル・アンサーJrといったドライバーが優勝。ネバダが地元のシュミットは、現在チームオーナーとして活躍中です。
 
現役の優勝経験者がいないので、今年の他の1.5マイルオーバルを見ると、テキサス第1はタグリアーニがポールで優勝はフランキッティ。第2の予選は抽選でカナーンがポール、優勝はパワーでした。ケンタッキーはパワーがポールで、カーペンターが初優勝達成です。
 
現役ウィナーはいませんが、今回の参戦者でこのコースを走ったことがあるのはIRL時代にデイビー・ハミルトン、チャンプカー時代にハンターレイ、セルビア、タアグリアーニ、トレイシーと計5人のベテランが経験。残念ながら現役のポール・ウィナーは皆無です。
 
前回のケンタッキーでフランキッティがパワーに18点差をつけてランキングトップに返り咲きましたが、ポイントリーダーが入れ替わったのは実に今季6度目。16戦を終えてフランキッティがランキングトップにいるのは、最初にチャンピオンとなった07年以来です。
 
フランキッティは09、10年と2年連続、最終戦で逆転してチャンピオンになったのですが、このように最終戦でタイトルが決まるのは6年連続となります。また、フランキッティの07年と09年のタイトル獲得時は、ともに最終戦でポールトゥウィンを達成しました。
 
フランキッティとパワーの差は18点ですが、昨年の最終戦での二人の差は12点で、パワーのリタイアによってフランキッティが逆転王者となりました。残り1戦の時点で最も点差が開いていたのは08年で、この時は30点。今回の18点はそれ以来の点差となります。
 
オーバルで15勝しているフランキッティ、1.5マイルは07、10年のシカゴ、09年ホームステッド、11年テキサス第1と4勝。パワーはテキサス第2がオーバル初優勝で、今回もケンタッキーのようにポールを獲り、最多リードとともに2勝目を狙ってくるでしょう。
 
今シーズンのパワーは昨年より1勝多い6勝を挙げていますが、順位を平均すると7.35位になります。一方、ランキングトップのフランキッティは4勝ですが、平均では4.8位と常に上位でフィニッシュ。どんなコースでも上位でゴールするのが重要ですね。
 
今シーズン誕生したウィナーはなんと8人で、5人がポールに輝きました。最終戦はインディ500以外で最多となる34台が出走。チャンピオンとインディ500の優勝者がともに5人ずつ、優勝経験者は実に18人で、インディライツのチャンピオンは9人もいます。
 
ルーキーオブザイヤーは、インディ500で2位フィニッシュしてインディ500のルーキーオブザイヤーに輝いたヒルデブランドとヒンチクリフが争っています。開幕戦に出ていなかったにもかかわらず、現在ヒンチクリフが6点リードしており、こちらも要注目。
 
今シーズン表彰台を獲得したのはブリスコー、カストロネベス、カナーン、レイホール、セルビアの5人で、いずれも優勝経験者。今回が今年最後のチャンスとなるのですが、中でもカストロネベスは11年連続で毎年優勝していただけに、是が非でも勝ちたいところです。
 
前回のケンタッキーでは予選22位から15位でフィニッシュした佐藤琢磨ですが、その前の1.5マイルのテキサスでは第1レースで予選4位から5位。第2は抽選で25番グリッドからの追い上げとなり、12位でゴールしました。マシンの調子が戻ることを期待しましょう!
 
今回がインディカーでの最後のレースとなるダニカ・パトリックは、05年から参戦して今回が115戦目となります。08年インディジャパンで女性初ウィナーとなり、ポールポジションに輝くこと3回。シリーズ史上最多となる50戦の完走記録も素晴らしいですね。
 
06年からエンジンを単独供給していたホンダにとって、今回が最後のワンメイクのレースとなります。6年間のプラクティス、予選、決勝で走行した距離は120万マイル(約193万キロ)にもおよび、インディ500での故障は皆無。15人の勝者が誕生しました!
 
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というわけで、以上を参考にしていただき、今回もPick the Winnerで優勝者を当てましょう!
 
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