日本人モータースポーツファンにとって記念すべき予選となったアイオワですが、レース結果は厳しいものでした。そんなレースを制したのは、マルコ・アンドレッティ。待望のオーバル初優勝です。
2006年、マルコのルーキーイヤーは大活躍でした。インディ500では、あわや優勝の2位。その後ロードコースのソノマで初優勝を飾るなど、新たなレジェンドの登場を喜んだものです。
しかしそれから5年は、どちらかというと低調。実際のところ3年目あたりから「マルコって、まぁこんなものかな?」と思うこともありました。しかし、もてぎでリスタート直後に大外を回って、フラつきながらも順位を上げる「シェクターライン」を通る上手さと豪快さを観たり、他のレースでもスティント序盤の鋭い走りを見ると、何で勝てないんだろう? とも感じるところでした。
今回も終盤までマルコのオーバル初優勝や、カナーンの移籍後初優勝を期待しつつも、心のどこかで「どーせダリオでしょ?」と思っていたのです。
しかしやりましたね! カナーンとのバトルでは「勝ちにいくラインどり」が印象的。しかも独走ではないレースを制したのは大きい。この力があれば、インディ500制覇も夢ではないハズ? なんて、すぐ期待されるもレジェンドの宿命ですかね。
レジェンドといえば、ビクトリーレーンでマリオを探したのですが、どうやら不在。元気なら、いないハズはないよね? と、実はこのネタを描く前に体調を心配したほどです。しかし、Twitterで履歴を辿ると、なんとバカンス中。「夏じゃ! サマーバケイションじゃ」とめちゃめちゃ元気でありました(笑)。マリオの喜びっぷり、ライブで観たかったなぁ。
Illustration & TEXT by アラブルカ
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※