[素顔の? フライング☆ブラジリアン(インディカー)]
ツインリンクもてぎで、ポール・ポジション以外からスタートした優勝者を時系列に並べると、2位、4位、8位、6位、7位、5位となっていて、9位以下からスタートして優勝したドライバーがおらず、最も後方からスタートして優勝したのは、2000年のマイケル・アンドレッティ(8位)となっています。
またポール・ポジションを獲得しつつも優勝を逃したドライバーは、2003年のスコット・ディクソンを除き、トップ10に食い込んでいるため、もてぎのレースは予選順位が決勝の成績につながるタイプのサーキットのようです。
過去の結果から見ると、予選はお気に入りのドライバーが4列目までに入れるかが見どころになるのかな?
オーバルの予選は1台ずつアタックするので、後走者のマシンがコントロールラインを通過するたびにため息や歓声が上がって、とてもライブ感があります。また1周が26秒と短いので、ロードコースの1台アタックのような間延び感がなく、とても緊迫した雰囲気があるんです。ぜひ予選もご覧になってくださいね!
そうそう、もてぎでは大逆転優勝というレースが一度もないので、そういうレースも見てみたい気もするかな?
さて、今回(も?)登場のカナーン選手。陽気なキャラクターでとおっていますが、実は13歳のときに父親を亡くしていて、結構苦労しているみたい。遺言で「レースを続けるように」言われたことで、学校をやめてカートのファクトリーで仕事をはじめます。もちろんカートの費用を捻出するため……。その後ヨーロッパに活動の拠点を移すものの資金の問題はつきまとい、アメリカに活路を見出したみたい。その後は破竹の勢いで活躍。2004年にはチャンピオンに上り詰めました。
あとはインディ500ともてぎで勝てるかな〜?
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ