[マッチョな男 – チャンプカー -]
2007年第2戦のプラクティス中にクラッシュ。それほど大きな事故には見えなかったものの症状は悪く、腰椎骨折という大変なものでした。その後のシートにはオリオール・セルビアが座り、今期は走らないのかな? と残念に思っていたのですが、なんと3戦後に復活。復帰2戦目には優勝という離れ業をやってのけました。さすがポール兄貴です。しかもその優勝は接触で2度もウイングを落としながら、最後尾からリカバーするという凄まじい内容。これぞチャンプカー、これぞクリーブランドというレースを見せてくれました。
さてそのクリーブランドの優勝時に装着していた3つめのウイングは、まだ塗装されていないパーツだったそうです。そしてその後のモントレブラン、トロントには、そのウイングをそのまま付けて走っているようです。
ポールトレイシーって、不思議ですよね。普段はマッチョでロックでハーレーで……ってイメージなのですが、ところどころに繊細なところが見え隠れするんですよね〜。
今年のポールトレイシー、チャンピオンシップは厳しくなってきましたが、1戦1戦「魅せる走り」を期待しましょう。
そういえばIRLのダン・ウェルドンは、軽〜いイメージなのですが、ゲンかつぎの儀式はいろいろあるみたいですね。
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ