[誤解されがちな情熱家 – チャンプカー -]
ミナルディチームUSAは、F1でミナルディチームを運営していたポールストッダートがChampcarのHMVの株式を取得。アメリカでのミナルディチームの名称使用権を使って構成されたチームです。
ポール・ストッダートはF1に現れたときも、その風貌からか(失礼)かなり怪しい人物扱いでした。その後元チームオーナーへの敬意や、チーム運営方針でファンの支持を得ることになります。残念ながらF1チームの運営からは手を引くわけですが、その主戦場をChampcarに求めました。そう、ストッダート氏は根っからのレース好きだったのです。
もちろん数あるカテゴリーからチャンプカーを選ぶまでには、ビジネス的側面もあったようです。世界で名のあるレースを妥当な予算で活躍し、自らの会社を宣伝できる場であったわけです。
ドライバーはF1時代からのつながりで、ロバート・ドーンボス。HMVから継続でダン・クラークというラインナップ。ここでもChampcarにスムーズにとけ込む上手い選択。そしてドーンボスの安定したドライビング能力も手伝って、現在のところ選手権も狙える位置にいます。
もっとも今年のタイトルは厳しい感はあるのですが、いずれはタイトルを獲得しそうな勢いですよね。そして確実にアメリカンレースにとけ込んでいきそうな予感です。
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ