イラストリポート

2008インディ500 イラストリポートvol.3

初めてのブリックヤード

 今日はインディーライツのレースデイと、インディーカーの最終プラクティスですが、朝から曇りがちでちょっと不安です。とはいえ生まれて初めてブリックヤードを拝めるとあって、テンションは高めであります。

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サーキット(アメリカではトラックと呼ぶのかな?)に向かう途中に後部座席から前を見て、どんなゲートがあるんだろう? とワクワクしていたら、突然スタンド裏が現れる感じ。日本のサーキットとは趣が違うようで、道沿いにフェンスがあり、そのすぐ奥にはスタンドといった具合です。しかも入ると、その巨大なこと!

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今までオーバルで現地観戦するメリットは、スピードと迫力もさることながら、コース全体を見渡せる点を挙げていましたが、今回ばかりは向こう側はほとんど見えません。こりゃ考えを改めないといけませんね。

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インディアナポリスのリーダータワーは33台全車分しっかりあるんですね。

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 さて、プレスセンターに着いたら、まずは朝食。

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しかしアイスクリームしか残っておらず、ジャンクですがそれで我慢。ピーナツチョコクレープアイス、おいしかったけどね。さぁプラクティス開始。ピットの様子を取材しようと、ごそごそ移動。決勝日でもないのにすごい人で、

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移動もなかなかに大変です。しかも着いた途端に雨が降ってきちゃいました。オーバルで雨が降るとセッションは中止。しかたがないのでピットの様子を見物します。もてぎとそんなに違うわけではないですが、一つ発見。インディ500はサイドウォールのロゴがスペシャルバージョンなんですね。

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今度R/Cや模型を作るときは参考にしよう〜。さらにうろうろしていると、ん? 視線を感じるな(←ウソ)? とカメラを向けると、

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ディクソン選手がこっちを見てる〜!(←ウソです) そういえば同郷のブレット君はカオを覚えられたそうな。うらやまスィ。今度は目立つ格好でもしていこうか……(←違)

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 最終的に雨がやまないということでプラクティスが中止になり、ぶらぶらとトラック内を散歩。

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うを! ガソリンスタンドでインディカーがエタノール入れてますよ! これはホント。ちなみにこの場所はチームのガレージ裏で、ガレージエリアとともにガソリンアレイと呼ばれる場所です。
 にしても人が多くてお祭り気分。

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このあと公式ショップをまわっておみやげと

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FM・AMが聴けるヘッドセット(単3電池入り)をゲット。

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気密性が高く、エンジン音の中でも放送が聞こえるし、耳栓代わりにもなります。しかもインディアナポリスのロゴ入りです。

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 さーて、雨が本降りになってきました。プレスセンター(残念ながら5重の塔ではなく、横の建物)に戻ります。しばらくすると、にわかに前の方が盛り上がり出しました。

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どうやらターゲット・チップ・ガナッシのドライバー3人がWiiで遊んでいる模様。アレックス・ロイド選手のマシンのスポンサーがWiiFitなので、そのプロモーションだと思うのですが、これが結構面白い。なにしろ挑戦するドライバーたち、性格丸出し! 日本でもグランツーリスモのデモを現役ドライバーがやったりしますが、他のソフトのほうが素が出て面白いのかも? ちなみにロイド選手はルーキーらしく頑張って挑戦し、頑張ってコメントしております。ディクソン選手は無表情ながらも真剣にプレイ。ウェルドン選手は彼らをマイクで茶化しながら観察して、負けそうなのはパスしている模様。絶対自分は最初にやらないのでした。

 他に珍しかったものは

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新型シャシーのコンペ作品モックアップ。それから、各ドライバーの手書きのタイムシート。

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これがけっこう手が込んでいて

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それぞれのチームカラーぽい色を使ったり、シェーディングを入れたり、ロゴを描き加えたりと、とても手が込んでいて見ていて楽しいものでした。

 そんなこんなで夜も更けて、今日のごはんはアメリカン☆スシ。カリフォルニアロールが有名ですが、ここはインディアナポリス。インディ500ロールなどを食してみます。感想は……ここはアメリカインディアナポリスですから、という感じでした。武藤選手にはぜひ強くて人気のあるドライバーになり、アメリカ全土で正しいスシを広めていただきたいと、ハゲシク思いました。もちろんグルグルと回る寿司でですね、ネタは築地は布袋寅から! それでこそフライング☆スシでありますよ!(←まだ言ってる)

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