<Toyota>
NASCARクラフツマン・トラック・シリーズ
第12戦 O’Reilly 200
NASCARクラフツマン・トラック・シリーズの第12戦「O’Reilly 200」が、6月28日(土)米国東南部テネシー州メンフィスのメンフィス・モータースポーツ・パークで開催された。
28日(土)午後6時から予選が行われ、前戦ミルウォーキーで今季初優勝を挙げたジョニー・ベンソンが、2戦連続、今季3度目となるポールポジションを獲得。ルーキーのシェイン・シーグが8番手、マイク・スキナーが10番手グリッドを確保し、10台の“トヨタ タンドラ”が決勝に臨んだ。
午後9時15分、0.75マイルオーバルを200周(150マイル:約240km)で競われる決勝レースのグリーンフラッグが振られた。
ポールポジションのベンソンは好スタートで首位をキープ。追いすがる後続を抑えながらの序盤戦となった。
その後も、“トヨタ タンドラ”勢では唯一上位争いを繰り広げ、孤軍奮闘を続けたベンソンであったが、83周目、この日4度目のイエローコーションからの再スタートで、2位に付けていたベンソンは突然のスローダウン。トランスミッションのトラブルで無念の戦線離脱を余儀なくされてしまった。
一方で、17番手スタートから中団グループを走行していたデビッド・スターが、このイエローコーションを利用して一気に上位に浮上。トップ5争いに加わった。スターはすぐに2位までポジションを上げ、一気にトップを狙ったが、122周目の5度目のイエローコーション時のピットインで5位へと順位を落とすと、その後の挽回はならず、5位でチェッカーを受けた。
前半戦ポジションを落としていたものの、その後追い上げたスキナーが7位。ルーキーのシーグが8位でシングルフィニッシュ。先週NASCARデビュー戦で6位フィニッシュを果たしたマイケル・アネットが11位に入った。
次戦第13戦は7月19日(土)米国中東部ケンタッキー州スパルタのケンタッキー・スピードウェイで開催される。
ドライバー デビッド・スター:
「我々の組織に関係している誰もが、ここ数週間の厳しい状況に耐えてきた。我々に出来ることは、努力し続けることだけであり、チームはそれを続けてきた。今日のレースでのピットストップは信じられないほど素晴らしく、クルーチーフの判断も良かった。我々はここメンフィスで状況が上向くことを願って来たが、今日のトップ5フィニッシュは確かにその助けになってくれるだろう」
第12戦 O’Reilly 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 3 33 ロン・ホーナディ シボレー 204
2 4 99 エリック・ダーネル フォード 204
3 16 88 マット・クラフトン シボレー 204
5 17 11 デビッド・スター トヨタ タンドラ 204
7 10 5 マイク・スキナー トヨタ タンドラ 204
9 8 51 シェイン・シーグ トヨタ タンドラ 204
11 13 22 マイケル・アネット トヨタ タンドラ 204
14 20 30 トッド・ボダイン トヨタ タンドラ 204
17 28 60 テリー・クック トヨタ タンドラ 204
20 19 59 テッド・マスグレイブ トヨタ タンドラ 204
24 22 9 ジャスティン・マークス トヨタ タンドラ 202
31 25 15 マーク・ミッチェル トヨタ タンドラ 194
33 1 23 ジョニー・ベンソン トヨタ タンドラ 84
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ロン・ホーナディ シボレー 1742
2 マット・クラフトン シボレー 1715
3 トッド・ボダイン トヨタ 1688
4 ジョニー・ベンソン トヨタ 1686
6 マイク・スキナー トヨタ 1629
9 テリー・クック トヨタ 1553
12 デビッド・スター トヨタ 1479
14 テッド・マスグレイブ トヨタ 1350
17 ジャスティン・マークス トヨタ 1280
20 カイル・ブッシュ トヨタ 1205
24 スコット・スピード トヨタ 985
25 マーク・ミッチェル トヨタ 984
30 シェイン・シーグ トヨタ 632
32 フィリップ・マギルトン トヨタ 491
38 マイケル・アネット トヨタ 280
42 クリシー・ウォレス トヨタ 212
60 デニー・ハムリン トヨタ 105
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 82
2 トヨタ 78
3 フォード 60
4 ダッジ 44
※結果及びポイントは暫定