＜VERTEX SPORTS＞
< ２００８．６．１２ ミシガン州ブルックリン >
『ＨＡＴＴＯＲＩ ＲＡＣＩＮＧ ＥＮＴＥＲＰＲＩＳＥＳ』 はＡＲＣＡ／ＲＥ ＭＡＸシリーズ第９戦 『Ｒａｃｉｎｇ Ｆｏｒ Ｗｉｌｄｌｉｆｅ２００』 のレースに向けた予選を７位で通過した。
公式練習 曇り 気温２７℃
午前１０：００曇り空の中､午後の予選に向け２時間の練習走行が始まった。
Ｃａｒ No.０１ ＡＩＳＩＮ ＡＷ ＴＯＹＯＴＡ をドライブするＨＲＥのＳｅａｎ Ｃａｉｓｓｅ(ショーン・ケース)は走行開始早々３９.３４４秒を記録しタイムボードのトップに名前が刻まれる。
その後チームは明日のレースを想定し､長距離を走った場合のタイヤバランスのチェックを中心にピットインを繰り返しマシンの調整を進める。練習時間も残り２０分を切ったあたりから各チームとも新品タイヤを装着し予選に向けたタイムアタックを開始。それまでトップタイムをキープしていた Ｓｅａｎ Ｃａｉｓｓｅ のタイムを ＣａｒNo.３０のＪｅｓｓｅ Ｓｍｉｔｈが上回りトップに躍り出る。
残り時間５分になったところでＨＲＥチームもＮｅｗタイヤを装着し予選シュミレーションを開始したが､コース上の渋滞に巻き込まれタイムアタックを断念したため最終的に４位で練習走行を終えた。
公式予選 曇り 気温３２℃
午後３時、明日の決勝レースに向け各マシン２周の予選アタックがスタートした。
午前中の練習に比べ気温が上昇したため各マシンとも思うようにタイムが伸びない。その中でまず抜け出したのは７番目にタイムアタックしたＣａｒ No.２ ＲｅｄＢｕｌｌ ＴＯＹＯＴＡ の Ｓｃｏｔｔ Ｓｐｅｅｄ で３８.８９５秒を記録しその時点でのトップにタイムになる。その後も彼のタイムを更新するドライバーがいない中､２１番目に予選アタックをするＣａｒ No.０１ ＡＩＳＩＮ ＡＷ ＴＯＹＯＴＡ をドライブするＨＲＥのＳｅａｎ Ｃａｉｓｓｅ に注目が集まる。
しかし彼のタイムも思ったように伸びず３９.４３０秒でその時点で５番手に割り込むが､チームが想定したラップタイムまでスピードが伸びておらず最終的に７位のポジションで予選を終える事になった。
『ＡＲＣＡ/ＲＥ ＭＡＸシリーズ』 第９戦 『Ｒａｃｉｎｇ Ｆｏｒ Ｗｉｌｄｌｉｆｅ ２００』 の決勝レースは現地時間の６月１３日午後５時１５分に１００周（２００ｍｉｌｅｓ）のスタートが切られる。Ｃａｒ No.０１ ＡＩＳＩＮ ＡＷ ＴＯＹＯＴＡをドライブするＳｅａｎ Ｃａｉｓｓｅ は３列目イン側からのスタートで､その模様はスピードチャンネルを通じ全米に生中継される。
チームオーナーコメント （ Ｓｈｉｇｅａｋｉ Ｈａｔｔｏｒｉ ）
予選は思ったよりタイムが伸びませんでしたが､このサーキットはインディカーの時に自分で何度も走った事があり､１５位までのスタート順位を確保していれば充分優勝が狙えるサーキットなのでレースは心配していません｡僕の経験では､ここはピットインのタイミングがとても重要になるコースなので､レースまでにチームでシュミレーションを繰り返し必ず上位でフィニッシュしたいと思います。
クルーチーフコメント （ Ｍｉｋｅ Ａｂｎｅｒ ）
このレースも予選後に車両保管となり決勝レースまでの間にマシンの調整が出来ないので、明日のレースを考えタイヤに無理のかからないマシンセッティングで予選を走らせました。
その為と気温が上昇した事もあり､あまりタイムが伸びませんでしたが､明日のレースを考えると我々はとても良いポジションにいると思います。
ただ、明日は天候が悪くなると言う予報も出ていますのでそれが心配ですが､他のチームよりは気温の変化にも対応できるマシンに仕上がっていると思いますのでレースはいい結果が出せると思います。__