<Toyota>
NASCARブッシュ・シリーズ
第32戦 Sam’s Town 250
10月27日(土)米国南東部テネシー州メンフィスのメンフィス・モータースポーツ・パークで、NASCARブッシュ・シリーズ第32戦「Sam’s Town 250」が行われた。
27日(土)午前9時35分から予選が行われ、D.ロイティマンが最前列2番手、J.リフラーが2列目4番手と共に好位置を確保。今大会に初めて“トヨタ カムリ”で出場するB.シャーマンは32番手からのスタートとなった。
午後2時45分に0.75マイルオーバルを250周(187.5マイル:約300km)で競われる決勝 レースがスタート。2列縦隊の1列目、2列目を占めたD.ロイティマンとJ.リフラーの“トヨタ カムリ”は好スタートを切り、2周目には1位、3位で序盤戦に突入。
レースはコース記録となる25回ものイエローコーションが出される大荒れの展開となったが、D.ロイティマンはアクシデントに見舞われることもなく首位を快走。チェッカー目前にもクラッシュでイエローコーションが出され、レースは3周延長の末、最後の2周を超スプリントで競われることとなったが、この再スタートも危なげなくこなし、逃げ切りトップフィニッシュ。253周中194周に渡って首位を守る圧倒的な速さで、自身初勝利、“トヨタ カムリ”にとってブッシュ・シリーズでの2勝目を飾った。
J.リフラーも常に上位争いを繰り広げ、5位でフィッシュ。B.シャーマンはトップと同一周回の21位であった。
今回のレースの結果、ドライバーズランキングでD.ロイティマンは2位のポジションを守り、J.リフラーも3位へと浮上した。
次戦第33戦は11月3日(土)、テキサス・モーター・スピードウェイで行われる。
ドライバー D.ロイティマン:
「この勝利は本当に嬉しい。チームは素晴らしい“トヨタ カムリ”を与えてくれた。イエローコーションが多く出たレースだったが、上位を争う誰もがクリーンなレースを戦った。勝利はそれほど遠くないと思っていたが、やっとそれを果たせたことを喜んでおり、初勝利を挙げられたことにとても興奮している。トヨタはずっと素晴らしい仕事をし、我々はTRD-USAによって強力な馬力を与えられた素晴らしいエンジンをシーズン開幕当初から持っていた。そのエンジンを活かすために、我々はチームとして進化して行く必要があった。ブッシュ・シリーズで“トヨタ カムリ”を使うチームは3チームしかなく、我々は少数派であるために、多くの情報を出来る限りチーム間で共有し合いながら、レースの現場では競い合った。チームにとっても、初優勝を挙げられたことは良いことであり、素晴らしい仕事をしてくれたチームクルーを誇りに思っている」
第32戦 Sam’s Town 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 2 99 D.ロイティマン トヨタ カムリ 253
2 16 22 M.ブリス ダッジ 253
3 26 6 D.レーガン フォード 253
5 4 38 J.リフラー トヨタ カムリ 253
21 32 10 B.シャーマン トヨタ カムリ 253
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
2 D.ロイティマン 3833
3 J.リフラー 3606
22 D.ブレイニー 2401
53 B.ヴィッカーズ 714
56 T.ボダイン 655
89 D.グリーン 294
96 B.サントス 235
128 D.ジャレット 94
158 M.ウォルトリップ 34
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 240
2 フォード 186
3 ダッジ 144
4 トヨタ 134
※結果及びポイントは暫定