<Toyota>
NASCARクラフツマン・トラック・シリーズ
第13戦 Built Ford Tough 225
7月14日(土)米国中東部ケンタッキー州スパルタのケンタッキー・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第13戦「Built Ford Tough 225」が行われた。
決勝を前に行われた午後4時半から行われた予選では、ルーキーのR.マシューズが、自身初となるポールポジションを獲得。J.スプレイグが3番手、ドライバーズランキングトップを行くM.スキナーが4番手から決勝へ臨むこととなった。
午後8時、4万人以上の観客が見守る中、1.5マイルD型オーバルを150周、225マイル(約362km)で競われる決勝レースのスタートが切られた。初のポールポジションからのスタートしたR.マシューズは、スタートを失敗。後続勢に飲み込まれ、1周目は8位までポジションを落としてしまった。一方、4番手スタートのM.スキナーは3周目に首位を奪うと、その後は圧倒的な速さでレースを支配。全150周の内、135周に渡って首位を走行し、最後は後続を大きく引き離して、今季4勝目となる勝利を挙げた。
その後方ではT.マスグレイブがT.クバピル(フォード)とテール・トゥ・ノーズでの2位争いを繰り広げたが僅かに及ばず、T.マスグレイブは3位でフィニッシュ。R.マシューズが4位で続いた。5位には、10年振りのクラフツマン・トラック・シリーズ参戦となったD.グリーンが入り、“トヨタ タンドラ”は、トップ5を4台が占める結果となった。
4勝目を挙げたM.スキナーは、ドライバーズポイントランキングで、2位以下との差を更に広げ、トップを堅守することとなった。
次戦第14戦は7月27日(金)米国中西部インディアナ州インディアナポリスのオライリー・レースウェイ・パークで行われる。
ドライバー M.スキナー:
「私の“トヨタ タンドラ”は驚くべき速さだった。素晴らしい“トヨタ タンドラ”を用意してくれたチームとトヨタに感謝したい。ここ数戦は苦戦が続き、タイトル争いを考えて、着実に、トップ5やトップ10でのフィニッシュを果たしていくしかなかった。今日も容易に勝利出来るとは考えていなかった。チャンスを待ち、レース中も着実にセッティングを改善して行った。公式練習の時から我々の“トヨタ タンドラ”がとても好調だったのは分かっていたが、これほどまで素晴らしい仕上がりになるとは思ってもいなかった」
第13戦 Built Ford Tough 225 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 4 5 M.スキナー トヨタ・タンドラ 150
2 7 6 T.クバピル フォード 150
3 8 9 T.マスグレイブ トヨタ・タンドラ 150
4 1 22 R.マシューズ トヨタ・タンドラ 150
5 13 1 D.グリーン トヨタ・タンドラ 150
11 19 30 T.ボダイン トヨタ・タンドラ 150
13 3 60 J.スプレイグ トヨタ・タンドラ 150
14 11 23 J.ベンソン トヨタ・タンドラ 150
21 15 00 J.ワイズ トヨタ・タンドラ 148
31 24 59 T.クック トヨタ・タンドラ 49
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
1 M.スキナー 2238
4 T.ボダイン 1950
6 J.ベンソン 1721
7 J.スプレイグ 1629
8 T.マスグレイブ 1601
14 T.クック 1439
26 R.マシューズ 873
28 AJ.アルメンディンガー 755
30 T.ウォーカー 585
37 J.ワイズ 412
54 D.グリーン 155
60 K.バトラー三世 119
82 J.ホブグッド 55
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 95
2 フォード 76
3 シボレー 75
4 ダッジ 40