<Toyota>
NASCARクラフツマン・トラック・シリーズ
第10戦 Michigan 200
6月16日(土)ミシガン・インターナショナル・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第10戦「Michigan 200」が行われた。
午前11時から行われた予選では、M.スキナーが“トヨタ タンドラ”最上位の4番手グリッドを獲得。前戦テキサスで今季初勝利を飾ったT.ボダインが6番手、J.スプレイグ7番手、T.マスグレイブ9番手、J.ベンソンが10番手から決勝へ臨むこととなった。
午後3時、ネクステル・カップ・シリーズの公式練習に引き続いて2マイルオーバルを100周・200マイル(約320km)で競われるクラフツマン・トラック・シリーズの決勝レースがスタート。4番手スタートのM.スキナーは序盤から3位争いを展開、その後方では、12番手スタートのA.ファイクと16番手スタートのAJ.アルメンディンガーがポジションを上げ、T.マスグレイブらとトップ10争いを繰り広げた。
その後、一早くこの集団を抜け出したT.マスグレイブは、M.スキナーに続く5位に浮上。J.ベンソン、T.ボダイン、J.スプレイグが続き、5台の“トヨタ タンドラ”がトップグループを追い上げることとなった。
ドライバーズポイントランキング首位につけるM.スキナーは、2度首位に立つなど、常にトップグループでサイド・バイ・サイドのバトルを展開したが、選手権堅持を考慮し無理をせず、最後は4位でフィニッシュ。ランキングで2位との差を更に広げることとなった。
T.マスグレイブは5位、T.ボダインが7位、J.ベンソンが10位に入り、“トヨタタンドラ”はトップ10に4台が入る活躍を見せた。
次戦第11戦はブッシュ・シリーズとの併催で6月22日(金)にミルウォーキー・マイルで行われる。
ドライバー M.スキナー:
「今日はエキサイティングな一日だった。私が好む本来のレーススタイルではなかったが、良い結果で終えることが出来た。“トヨタタンドラ”は好調で、エンジンも非常に強力だった。私の前でバトルをしていた2台は、何も失うものは無いかのような激しい戦いを繰り広げていた。私はそのバトルには加わらず、ポイントを獲得するためのレースに徹した。何度かチャンスもあったが、私は着実なレースを戦う必要があり、あえて戦いは挑まなかった。しかし、我々の目的であるポイント獲得という面で見れば、良い一日であった」
第10戦 Michigan 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 1 6 T.クバピル フォード 100
2 3 51 Ky.ブッシュ シボレー 100
3 11 77 B.ゴーハン シボレー 100
4 4 5 M.スキナー トヨタ・タンドラ 100
5 9 9 T.マスグレイブ トヨタ・タンドラ 100
7 6 30 T.ボダイン トヨタ・タンドラ 100
9 10 23 J.ベンソン トヨタ・タンドラ 100
11 18 59 T.クック トヨタ・タンドラ 100
16 15 36 R.マシューズ トヨタ・タンドラ 100
17 12 1 A.ファイク トヨタ・タンドラ 100
29 7 60 J.スプレイグ トヨタ・タンドラ 93
32 16 00 AJ.アルメンディンガー トヨタ・タンドラ 54
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
1 M.スキナー 1708
3 T.ボダイン 1508
6 T.マスグレイブ 1420
7 J.ベンソン 1264
8 A.ファイク 1232
9 J.スプレイグ 1205
11 T.クック 1169
25 AJ.アルメンディンガー 755
28 T.ウォーカー 585
36 R.マシューズ 442
38 J.ワイズ 236
72 J.ホブグッド 55
74 K.バトラー三世 55
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 71
2 シボレー 61
3 フォード 57
4 ダッジ 31
※結果及びポイントは暫定