今季2度目のロードコースの予選でポール・ポジションを獲得したのは、第3戦ロングビーチと第4戦アラバマで2連勝しているサイモン・パジノウでした。ランキング2位に48ポイントもの大差をつけるフランス人のポイント・リーダーは、1分8秒6868をマーク。前回のアラバマに続き2戦連続、通算4度目のポールです。初開催時に次ぐ2勝目を達成し、今季3連勝となるか注目しましょう。
予選2位はキャリア・ベスト・グリッドを獲得したチャーリー・キンボールが入り、フロントローに入ったこの2台のシボレーだけが1分8秒台に入っています。予選3位はランキングでもホンダ勢最高位のグラハム・レイホールでしたが、予選5位のジョセフ・ニューガーデンとこの2台が終了後の車検で最低重量に達していなかったことが発覚し、タイムを剥奪されてそれぞれ24位と25位に後退しました。
これによりジェイムズ・ヒンチクリフが3番グリッド、その隣はAJフォイト・レーシングのジャック・ホークスワースの2台のホンダが2列目からスタートすることになります。予選においても相変わらずシボレー勢が好調で、この2台以外にトップ10入りしたのはヒンチクリフのチームメート、9位のミカエル・アレシンだけでした。
初日とは打って変わり、朝の第3プラクティスで1分9秒5111と前日から1秒以上短縮して5位に躍進した佐藤琢磨。予選でも今季初のファイナルラウンド行きが期待されましたが、レッドタイヤを履いたにもかかわらず1分9秒4659とそれほど伸びず、第1ラウンド敗退となりました。この時点で予選22位だったものの、最終的に20番グリッドからのスタートとなります。
●予選リザルト
●ハイライト映像
●パジノウのオンボード映像