先週のロング・ビーチを制して勢いに乗るランキング・トップのサイモン・パジノウが、今季初のロード・コースとなる第4戦アラバマの予選でポール・ポジションを獲得しました。昨年のフォンタナ以来、通算3度目の予選トップであり、チーム・ペンスキーはここで6度目のポール獲得です。
予選2位は0.2159秒差でチームメートのウィル・パワーが入り、ペンスキーがフロントローを独占。昨年のレースで初優勝を遂げたジョセフ・ニューガーデンが3位と続き、トップ5をシボレーが占めています。ホンダの予選トップは唯一ファスト・シックスに入ったグラハム・レイホールの6位でした。
初日にワンツーだったAJフォイト・レーシングは、午前の第3プラクティスで気温が上がったことによってバランスが崩れ、二人ともタイムを落として佐藤琢磨が13位、ジャック・ホークスワースが11位に終わりました。これで午後の予選では第2グループでの走行となります。
さらに気温が上がった午後、琢磨はレッド・タイヤに履き替えて1周目にベスト・タイムをマークするも、6位のルカ・フィリッピとわずか0.0142秒差で第2ラウンド進出を逃すことになり8位。最終的にホークスワースが14番グリッド、琢磨はその後ろの16番グリッドから決勝に挑むこととなりました。
●予選リザルト
●予選ハイライト映像