1975年から開催されているアメリカ最大の市街地レース、ロング・ビーチ・グランプリではレースの撮影が好きな観客向けに「スーパー・フォト・チケット」が用意されています。コースサイドの4か所に特設された専用の撮影スタンドと、ピット・レーン・エリア(時間指定あり)からマシンやドライバーを撮影することが可能で、インディカー・シリーズ全体の中でもこれほど撮影が楽しめるイベントは他にありません。
このチケットを使ってインディカーの市街地レースを存分に撮影したいというファンに向けて、第3回撮影セミナーを現地で実施することになりました。講師はUS-RACING編集長で、1993年からロング・ビーチ・グランプリを撮影しているレーシング・フォトグラファーの斉藤和記です。市街地レースの撮影セミナーを中心に、ロング・ビーチ・グランプリのヒストリーや逸話、レース解説なども行います。
14日の懇親会からスタートし、翌日から毎日現地で1時間ほど撮影セミナー&レース解説を行います。夕食時(決勝日以外)はその日に参加者が撮影した写真を斉藤が講評し、翌日の撮影に向けたワン・ポイント・アドバイスなどを行う予定で、決勝日は打ち上げ夕食会で全日程が終了となります。後日、現地で撮影した写真によるフォト・コンテストを行い、参加者全員のベスト・ショットをUS-RACINGに掲載、上位入賞者にはUS-RACINGの写真集などを贈呈します。
今回のセミナーは主にアメリカにお住まいで、日本語によるコミュニケーションが可能なみなさんと、日本からの参加者を対象とさせていただきます。滞在予定のトーランス市近郊のホテル(現在交渉中)から一緒に行動される方はホテルに毎朝7時集合、ご自身で直接ロング・ビーチへ行く方は「グリーン・チケット・エントリー」に7時40分集合となります。
ツアーではありませんので、日本からの参加をご希望の方は、ロサンゼルス空港までの航空券をご自身で手配していただくことになりますが、旅行代理店や各航空会社のWebまたは電話をとおして、簡単にお買い求めいただけます。羽田や成田からロサンゼルスまでのエアラインは約15社が競う激戦区でもあり、3月8日時点の最安値は5万円台からありました!
近年は成田空港出発だけでなく、羽田空港から深夜に飛ぶ便もあるので、14日木曜日の仕事を終えた後に羽田へ行き、ロサンゼルスに14日の夕方到着する便もあります。日本への帰国はレース終了後にロサンゼルス空港から深夜に出発することも可能で、全日空であれば0時50分ロサンゼルス空港発、羽田空港到着が火曜日早朝の5時という便もあります。
この便を利用すると月曜日だけ会社を休む日程が可能となり、15日金曜日の仕事終了後に深夜便で羽田から出発、現地に金曜の夕方到着して土曜と日曜にレース撮影を楽しみ、その日の深夜便で帰国することになります。みなさんのご予定や、普段ご利用されているエアラインに合わせて、ご都合のいいフライトを選んでください。
ロサンゼルス空港とホテルの往復につきましては、それぞれの到着及び出発時間が異なることから、各自でタクシーなどをご利用いただきます。英語に自信がないという方には日本語が使え、到着ロビーで出迎えてくれるタクシーをご紹介します。その場合ロサンゼルス空港からホテルまでが約90ドル、ホテルから空港までは80ドル前後となります。
スーパー・フォト・チケットの購入、サーキットとホテル間の移動と宿泊のホテルに関しては当方で手配しますが、参加者も直接話ができるよう日本語が通じる会社を利用する予定です。
●スケジュール(時間と内容は変更となる場合があります)
4月14日:宿泊希望者はホテルに各自集合 午後はフリータイム(ショッピングや観光などをご希望の方には、日本語が使える旅行代理店を紹介します) 19時より懇親会
15日:7時ホテル出発 8時より現地でセミナー 撮影&観戦 夕食時に写真講評&ワン・ポイント・アドバイスなど
16日:7時ホテル出発 8時より現地でセミナー 撮影&観戦 夕食時に写真講評&ワン・ポイント・アドバイスなど
17日:7時ホテル出発 8時より現地でセミナー 撮影&観戦 打ち上げ夕食会終了後に解散
参加者のベスト・ショットによるフォト・コンテストはシーズン終了後、10月を予定しています。
●料金
?ロング・ビーチ・グランプリ解説&撮影セミナー参加費:300ドル
?スーパー・フォト・チケット:290ドル
?サーキットとホテルの移動費:1日100ドル前後
?ホテル:1泊100ドル前後
(食費と懇親会費は含まれていません)
いつもご支援いただいているUS-RACINGサポーターズクラブのみなさんは、?の参加費をゴールド会員は200ドル、シルバー会員は270ドル、ブロンズ会員は250ドルとさせていただきます!
・シミュレーション1:ロング・ビーチでの1日参加
?300+?290=590ドル
・シミュレーション2:ホテルに宿泊せず、ホテルとロング・ビーチの移動のみを2日分追加した場合の最大費用は、
?300+?290+?×2=790ドル
・シミュレーション3:日本から全行程参加の場合
14日ホテル・チェックイン、15〜17日の3日間参加、決勝翌日の18日にホテルをチェックアウトした場合の最大費用は、
?300+?290+?100ドル×3+?100ドル×4=1290ドル
・シミュレーション4:日本から土曜と日曜の二日のみ参加、レース後深夜便で帰国の場合
15日ホテル・チェックイン、16〜17日の2日間参加、17日のレース後深夜便で帰国(17日朝にチェックアウト)した場合の最大費用は、
?300+?290+?100×2+?100×2=990ドル
?のロング・ビーチ・グランプリ解説&撮影セミナー参加費(300ドル)と?のスーパー・フォト・チケット(290ドル)は、1日だけの参加や2日間の参加となった場合でも、料金は変わりません。
?のロング・ビーチとホテル間の移動費は参加人数、?のホテルの宿泊費は一部屋の利用人数などによって確定する予定で、現地での清算後カードまたは現金にてお支払いいただきます。
日本から参加の方は、航空運賃とロサンゼルス空港〜ホテル往復の費用、オプショナルツアーの代金は各自でお支払いください。なお、ご自身のクルマでロング・ビーチまで行かれる方は、コース周辺の駐車場料金もご自身でお支払いただくことになります。
●申し込み方法
メールで webmaster@us-racing.net 宛てに「LBGP解説&撮影セミナー参加申し込み」と件名にご記入の上、お名前、郵便番号・住所、携帯電話番号、参加人数、到着日、出発日に加え、?のサーキットとホテル間の移動、?のホテルが不要の場合はその旨ご記入ください。
お申込みのメール到着後、?ロング・ビーチ・グランプリ解説&撮影セミナー参加費用:300ドルと?スーパー・フォト・チケット:290ドルの計590ドルを請求させていただきます。入金が確認された後、ただちにスーパー・フォト・チケットを当方でオーダーし、購入が確定した時点でお申しこみが成立となります。?、?ともお申込み時の為替レートを使用する予定です。
●参加申し込み締切日
4月3日とさせていただきますが、20名に達した時点、またはスーパー・フォト・チケットが売り切れとなった時点で締め切りとなりますので、お早めにお願いします。
●キャンセルに関して
?スーパー・フォト・チケットに関しての払い戻しはできません。
?サーキットとホテルの移動費、?ホテルの宿泊費は4月7日以降のキャンセルの場合ご請求させていただくことになりますので、あらかじめご了承ください。
?ロング・ビーチ・グランプリ解説&撮影セミナー参加費は4月7日までのキャンセルであれば、半額の150ドルをご返金します。
●お問い合わせ先
webmaster@us-racing.net まで、お気軽にどうぞ。ロサンゼルスへの旅行が初めてで、不安だという方も、ぜひ!
・ロング・ビーチ・グランプリについて
1975年に始まったアメリカ最大の市街地レースです。1976年から1983年までF1、1984年よりインディカーがメイン・イベントとして開催され、2013年には佐藤琢磨選手が日本人としてインディカー初優勝を遂げました。2016年はインディカーの他にアメリカのスポーツカー・レース最高峰であるIMSAスポーツカー・チャンピオンシップ、プロとハリウッド・スターなどのセレブが競うプロ/セレブリティ・レース、アメリカのベスト・ドリフティング・ドライバーが競うドリフト・チャレンジ、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーが競うワールド・チャレンジ、ジャンプのアクションが楽しいスタジアム・スーパー・トラックの6レースが予定されています。他にもロサンゼルス最大クラスの自動車関連エキスポや、人気バンドのコンサートも併催されます。今年のスケジュールはこちらをどうぞ
http://www.gplb.com/weekend-schedule/
・スーパー・フォト・チケットについて
コースサイド4か所に設置されたスーパー・フォト・チケット専用の撮影スタンドと、ピット・レーン・エリア(時間指定あり)からの撮影が可能です。市街地コースだけにマシンまでの距離が近く、レンズは200ミリ前後の望遠でも十分に楽しむことができます。日本では撮影できない市街地コースならではの、迫力ある走行シーンを存分に撮影できます。3日間の入場券、インディカー・パドック・アクセスが付いています。チケットの詳細やルールはこちらをご覧ください。
http://www.gplb.com/super-photo/
・US-RACINGフォト・コンテストについて
帰国後、今回撮影した中からベスト・ショットをUS-RACING編集部に送っていただき、審査を経た上で全員の写真をUS-RACINGに掲載します。また、上位3名の方には賞品として写真集を贈呈します。
・斉藤和記について
1964年宮城県生まれ。1993年のロング・ビーチ・グランプリからインディカーを300戦以上撮影し、国内外のメディアや企業広報・宣伝広告などで活用されてきました。1998年のインディカー日本初開催にあわせて専門誌US-RACING( us-racing.net )を出版し、近年はWebで情報を発信。現在は現役のF1フォトグラファーとともにRacing Image( www.facebook.com/Racing.Image.2014/ )を運営し、最前線の撮影の様子を伝えるライブトーク、プリント・セミナー、フォト・コンテスト/Racing Image Awardsなどを運営しています。
●2015年の撮影セミナーに参加した松田さんの作品です
●2015年の撮影セミナーに参加した秋山さんの作品です
●秋山さんが制作したスーパー・フォト・チケットの紹介動画です。ぜひご覧ください!