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フェニックス合同テストでカストロネベスが総合トップ、第4プラクティス4位の佐藤琢磨は総合13位

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2005年以来のシリーズ復帰となる1.022 マイル・オーバル、フェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催された2016年最初の合同テスト。全21台が参加し、二日間にわたって行われた4回のプラクティスで総合トップ・スピードをマークしたのは、ここで優勝経験を持つエリオ・カストロネベスでした。
 
2002年のウィナーは190.894mphの最速スピードを記録し、全18台がコースレコードを上回った今回。総合2位はヒューレット・パッカードのスポンサーを得たサイモン・パジノウが入り、ペンスキーのワンツーとなりました。今年50周年を迎えた名門チームによる、順当な滑り出しと言えるでしょう。
 
3位には昨年初優勝を遂げたジョセフ・ニューガーデン、4位は今年もオーバルに専念するエド・カーペンターと、エド・カーペンター・レーシングの2台が好調な仕上がりを見せています。この上位4人はシボレー・エンジンを搭載し、5位にホンダ・エンジンのマルコ・アンドレッティが入り、トップ10ではシボレーが8台を占めました。
 
AJフォイトが1964年の初開催時に初代ウィナーに輝いたのがフェニックスです。今回が初走行の佐藤琢磨は第1プラクティスで181.002mphを記録して18位、第2プラクティスでは183.960mphまでスピードを上げ、15位で初日を終了。翌日の第3プラクティスでは186.111mphとスピードアップを果たしたものの、17位となかなか上位に進出できないでいました。
 
迎えた最後の第4プラクティスで、佐藤琢磨は4番手となる188.679mphをマーク。本番のナイトレースと同様のコンディションで好スピードを記録することができ、総合では13位で今季最初の合同テストを終えました。次回はフロリダ州セブリングで3月1-2日にプライベート・テストが行われ、13日に開幕戦セント・ピーターズバーグを迎えます。
 
(今年から詳細レポートはサポーターズクラブ専用とさせていただきます。どうぞご了承ください)
 
●プラクティス総合リザルト

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●第4プラクティス・リザルト

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●第3プラクティス・リザルト

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●第2プラクティス・リザルト

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●第1プラクティス・リザルト

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●二日目ハイライト映像

●初日ハイライト映像