初開催となる第2戦ルイジアナの初日、トップ・タイムをマークしたのは今週末296回目のスタートを迎えるトニー・カナーンでした。前回のセント・ピーターズバーグで119回目のトップ5フィニッシュとなる3位表彰台を獲得したベテランは、第1プラクティスで1分18秒8753のタイムをマークしました。2位は開幕戦のポールシッター、ウィル・パワーでわずか0.0539秒差です。
3位はチームメートであるカナーンのトップ・タイムから0.0909秒と、これまた僅差のスコット・ディクソンが入っています。今年から1台だけとなったターゲットのスポンサーですが、1990年代から慣れ親しまれた赤のカラーリングがついに姿を消し、ディクソンは今回特別カラーで走っています。トップ10中7位までがシボレー、ホンダはジェイムズ・ヒンチクリフの8位が最高でした。
2011年に新レイアウトとなったエドモントンでポールを獲得し、「このコースはエドモントンに似ている」と語っていた佐藤琢磨は、第1プラクティスでトップから2.3453秒差の1分21秒2206秒で22位。チームメートのジャック・ホークスワースは23位と2台とも下位に。雨で開始が遅れた第2プラクティスでは、一部路面が濡れた状態でトップのパワーから1.6391秒差の9位となる1分21秒8095を記録し、ホークスワースは11位でした。
誰も第1プラクティスのタイムを上回れなかったことから、第1プラクティスの結果がそのままこの日の総合リザルトとなっています。
●プラクティス総合リザルト
●ハイライト映像
●ディクソンのオンボード映像