昼ごろから激しい雨となった第15戦ミド-オハイオの二日目。予選スタートまでに雨は止んだものの、すべてのラウンドがウェット・コンディションの中で行われ、セバスチャン・ブルデイ(シボレー)がトロント第1レースに続く今季2度目のポール・ポジションを獲得しました。通算ではダリオ・フランキッティとタイとなる33回目のポールで、歴代7位の記録となります。
2位はジョセフ・ニューガーデン(ホンダ)で、6月の第8戦テキサスの予選2位以来、今季2度目のフロントロー・スタートです。3位はこのミド-オハイオで5連勝中のチップ・ガナッシ・レーシングに、今年から加入したトニー・カナーン(シボレー)。4位はルーキー最上位のカルロス・ムニョス、5位はライアン・ハンター−レイとアンドレッティ・オートスポーツ(ホンダ)の2台が続きました。
得意のウェット・コンディションとなり、今季3度目のポールが期待された佐藤琢磨は、第1ラウンドのアウトラップでまさかのスピン。すぐにクラッチを切ってエンジンはまだかかっていたのですが、ギアが3速と4速の間でスタックして動かなくなったためにエンジンが停止。駆けつけたセーフティ・チームのエンジン・スターターで再始動を試みたものの、再び火が入ることなく予選が終了しました。明日のレースは5位でフィニッシュしたトロント第2レース同様、最後列からスタートとなりますが、再び追い上げを期待しましょう。
●予選リザルト
●予選ハイライト映像