第3戦アラバマ、第4戦インディGP以来となる今シーズン3度目のロードコース、第15戦ミド-オハイオの初日にトップ・スピードをマークしたのは、アラバマの覇者ライアン・ハンター−レイ(ホンダ)でした。しかし1分6秒5316のタイムは朝の第1プラクティスの時のもので、2位のサイモン・パジノウ(ホンダ)、3位のスコット・ディクソン(シボレー)を含む上位8台が第1プラクティスで記録されたタイムとなっています。
気温がいっきに上昇した午後2時の第2プラクティス。第1プラクティスの上位勢がほとんどタイムを上げられなかった中、トップに立ったのはトロント第1レースのウィナー、セバスチャン・ブルデイ(シボレー)でした。2位はルーキーのカルロス・ムニョス(ホンダ)、3位には佐藤琢磨が入っています。午後3時45分にスタートするレース時のコンディションを考えれば、総合リザルトよりも、高い気温の中でタイムを出した第2プラクティスの順位に注目したほうがいいでしょう。
第1プラクティスで1分7秒0233を記録した琢磨は、第2プラクティスでほとんどのドライバーがスピードダウンを余儀なくされた中、逆に1分6秒9065までアップしました。トップから0.0794秒差の3位で、明日の午後2時から始まる予選でも上位進出が期待できそうです。
●予選でのグループ分け
●ハイライト映像