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第7戦テキサスの予選はタグリアーニが2年連続ポール、佐藤琢磨は予選10位だったものの・・・

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ロータスからホンダに変更して3戦目のA.タグリアーニが今季初、通算8回目のポール・ポジションを獲得しました。テキサスでは2年連続の予選トップで、前戦デトロイトの予選3位がベストだったブライアン・ハータ・オートスポーツにとって、初のポールです。
 

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「何人かのドライバーは2周目に問題を抱えていたけど、我々はとても安定していたよ。ダウンフォースが少ない中、マシンはルーズ(オーバーステア)だったけどね」とタグリアーニ。決勝前最後のプラクティスでも3位で、明日はぜひ上位でフィニッシュしたいところです。
 

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予選2位は、2ヒート制で行われた昨年の第1レースで優勝したD.フランキッティで、その時も2番目のグリッドからのスタートでした。「予想していたよりも速いクルマだったよ」と余裕の本人、しかし決勝前最後のプラクティスでは8位と、レースへの仕上がりは?
 

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2列目イン側、予選3位はG.レイホール、その隣の4位はS.ディクソンが入り、ホンダ勢がトップを独占。トップ10にも6台が入り、エンジン・パワーが重要なスーパースピードウェイの予選で好調です。シボレーの最上位はW.パワー。レースでは燃費にも注目!
 

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あのインディ500以来、今季2度目のオーバルとなる佐藤琢磨は、最初のプラクティスで14位。「危ない」と語るほどの状態を調整して望んだ予選では、10位となりました。最終プラクティスでも4位と期待が持てる仕上がりでしたが、終了間際にエンジン・トラブルが…
 

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「プラクティスの状況を考えれば、予選10位は満足です」と琢磨。決勝はエンジン交換により10グリッド降格となりますが、「マシンは順調な仕上がりで、レースでは追い上げられると思います」。昨年オーバルのベスト(5位)を記録しているコースだけに、期待です!
 

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08年インディ・ジャパンのように、前日の大雨でコース上から水が湧き出すトラブルが発生して開始が遅れた初日。関係者もかなり焦ったと思いますが、無事に1日が終了しました。新車で迎える初のハイバンク・レース、どうか無事にゴールを迎えて欲しいですね。
 
初日のプラクティスと予選の模様をまとめたUSTREAMレポートは、今晩23時30分からスタートします。決勝前の最後のプラクティスを終えた佐藤琢磨選手に、初日の総括と決勝に向けたインタビューも収録してありますので、ぜひご覧ください!
 
●最終プラクティス・リザルト

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●予選上位の走り&インタビュー

 
●予選リザルト

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注:今回はM.コンウェイとシモーナ・デ・シルベストロがデトロイトでのエンジン交換により、ジョセフ・ニューガーデンと佐藤琢磨が今週末のエンジン交換によってそれぞれ10グリッドの降格となります。
 
●第1プラクティス・リザルト

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●第1プラクティス・ハイライト映像