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第14戦ボルティモア予選レポート、リザルト、ハイライト映像

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レイホールの今季初ポールが決まろうとしていた中、終了間際の最終ラップ(5周目)に1分20秒2447を叩き出したパワーが逆転に成功。今シーズン7度目、歴代11位となる通算23回目のポールを獲得です。パワーは今年の市街地コースの予選をすべて制覇。
 
「最後のラップですべてを出したから、ふらふらだよ。すごくきつい周回だった」と厳しかった状況を語るパワー。「市街地コースはイエローがたくさん出る中で、ポールのアドバンテージはパスを気にしなくていいことだ。明日もたくさんリードしてポイントを稼ぐよ」
 
0.0791秒という僅差でポールを逃し、09年のミルウォーキー以来となる予選2位フロントローを獲得したレイホール。「いい走りができたけど、我々の前にウィル・パワーが飛び込んできたんだ。シケインで少しタイムを失ったものの、全体的にはうまくいったね」
 
予選3位は前戦ソノマに引き続き、ブリスコーが入りました。同じく今回も予選4位となったフランキッティを、チームメートのパワーのためにも、再び最後まで抑えきれるかどうか。パワーがポールを獲り、フランキッティとの差を25ポイントに短縮しました。
 
チャンプカー時代に市街地を得意としていたブルデイが、今シーズン初めて最終ラウンド進出、今季ベストとなる予選5位を獲得です。「最速のクルマにだいぶ近づいてきた。まだ2戦あるからトップ5フィニッシュか表彰台にいきたいね」と本人。日本へも来るようです。
 
予選前プラクティスで11位に入り、第1ラウンドでも3番手のタイムで第2ラウンド進出が見えていた佐藤琢磨。しかし走行中にギアのトラブルが発生してスピンを喫し、エンジンがストール。オフィシャルによって復帰したものの、残り時間はわずかという状況に。
 
琢磨は最後にもう一度アタックすることができたのですが、フルコースコーションの原因を作ったということで、ベストラップを二つ抹消されるペナルティを科せられて最後尾に転落。明日は雷雨の予報もあり、早く降り出せばブラジルの追い上げの再現となる可能性も?
 
佐藤琢磨が語る今日の予選の様子、このコースのパッシングポイント、決勝用マシンのコンディション、雨が降った場合の展開、来シーズンに関してのインタビューなどを収録したロジャー安川レポートは後ほどアップします。どうぞお楽しみに!
 
スターティング・ラインアップ
予選リザルト(非公式)
最終ラウンド・リザルト
第2ラウンド・リザルト
第1ラウンド第2グループ・リザルト
第1ラウンド第1グループ・リザルト 
  
オフィシャル・フォトギャラリー 
 
●予選最終ラウンド映像

 
プラクティス総合リザルト
第2プラクティス・リザルト 
 
●第2プラクティス・ハイライト映像